「けやぐの道草横丁」

身のまわりの自然と工芸、街あるきと川柳や歌への視点
「けやぐ」とは、友だち、仲間、親友といった意味あいの津軽ことばです

#26. 柊 =木×春夏秋冬÷四季

2013年12月23日 | 植物
▲ ヒイラギ/近所のコンビニの前の植込み 柊の家紋/抱き柊 §1.文字の由来   旁(つくり)の「冬」という文字。由来は「糸の最後の結び目」を表わす象形から、「一年の月日の終わりの季節」を意味しているそうです。   「柊」という文字。ヒイラギは葉のトゲに触れるとヒリヒリ痛むことから、「ひりひり痛む(疼痛)」という意味の古語「ひひらく(疼く)」の「疼」と、「冬」の意味とを併せ、日本で当てら . . . 本文を読む

#25.南部鉄器 カレー鍋 「 右腕 」 くん

2013年12月13日 | 工芸
  うつわとの衝撃的な出会いは、碗や皿や丼などテーブルウェアに限ったことではありません。   画像の鋳鉄鍋も、まるで「私を待っていたかのように」手を振って迎えてくれた長年の「けやぐ」です。   20年以上前の南部鉄器の展示会場での衝撃的な出会いでした。   作り手は、偶然にも小ブログ 『#3.南部鉄器 鉄瓶「なぎさ」くん』で紹介した鉄瓶と同じ、岩手・雫石町の「七ッ森工房」佐々木健太郎さん。   . . . 本文を読む