「けやぐの道草横丁」

身のまわりの自然と工芸、街あるきと川柳や歌への視点
「けやぐ」とは、友だち、仲間、親友といった意味あいの津軽ことばです

#14.砥部焼 工藤省治陶磁器集(2)

2013年06月06日 | 工芸
       ひと目で「天使の輪」を想わせる真っ白な縁(ふち)の輪。  それとも「土星の輪」でしょうか?天体の形状には、真っ青な空と同じように、心洗われるものがあります。  縁のある大皿は洋皿にはふつうに見かけますが、この皿の縁の内側は「鉄鉢/てっぱつ」(#9.を参照)と同じようにオーバーハングしています。  断面で見ると、ひらがなの「ひ」の字のようになっています。  スプーン・フォークの使用に . . . 本文を読む