Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『僕の、世界の中心は、君だ。』(2006年)

2016年11月27日 | 映画(DVD)
この作品は、 “セカチュー”の略称で社会現象にまでなった片山恭一の大ベストセラー小説を映画化した『世界の中心で、愛をさけぶ』を、韓国映画界がリメイクした純愛ラブストーリー。
大学教授の顔も持つチョン・ユンス監督が『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョンと本作が映画デビューとなる『秋の童話』のソン・ヘギョをダブル主演に迎え、愛の物語に新風を吹き込む。
観光名所としても名高い、巨済島の美しい風景が、素朴で純粋な物語の演出に一役買っている。


平凡な高校生のスホに、中学時代から想いを胸に秘めていたスウンは、意を決して自分の気持ちを告白する。ほどなく気持ちが通じ合い、関係が深まっていくふたり。そんなある日、おせっかいな友人のはからいで、スウンはスホとふたりだけで島へ出かけることになるのだが…。


セカチューファンには酷評の嵐の様ですが、基となった『世界の中心で、愛をさけぶ』より先にこっちの方を数年前に観ていたので先入観無しで観れた所為か、それほど悪い印象はありませんでした。
日本版にはなかったユーモアも取り入れられているし、日本版ほど感動的な描写や演出が控えめになっています。
ですが、日本版と比べて田舎臭さがあるし、癌を発症してから死までの描写が弱く感じます。
セカチューファンにはお薦めできませんが、まだセカチューの映画やドラマを観た事の無い人はあまり期待せず、観ればそれなりに楽しめると思います。

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