キューピーヘアーのたらたら日記

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Keith Jarrett / AT THE BLUE NOTE

2021-09-20 21:33:18 | 音楽
僕が初めてキース・ジャレットを聴いたのは、

大学1年、高校時代の友人の下宿だった。


大阪の有名私大に進んだ彼は

受験一辺倒で音楽なんかろくに聴かなかった

高校時代と打って変わって、

都会でジャズを聴きながら優雅に

学生生活を謳歌していた。


親から私立にはやれないと言われ、

地元の駅弁大学に進学した僕には

なんともうらやましかった。


そんな友人が

「これ全部、即興なんだぜ」

と紹介されたキース・ジャレットの

「ケルン・コンサート」。


卵から孵化したばかりの雛鳥は

最初に見た個体を親鳥と認識するそうだが、

僕もそうだった。


「なんか知らんけど、

これすごくいいわあ。」

と耳に焼き付いてしまった。




以来、ジャズピアニストと言われ

まず思い浮かぶのがキース。


今でも、心にダイレクトに響いてくるのは

キース・ジャレットの弾く

ピアノのメロディなのだ。



だからね、

たとえ春樹さんに嫌われたって

キースを褒めたたえるのよ。

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