キューピーヘアーのたらたら日記

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アバター

2009-12-29 16:27:49 | あ行の映画
アメリカ合衆国建国の歴史的汚辱の反省点に立ち返り、

宮崎駿監督作品もたしなみつつ、

新しい技法:3Dを取り入れ、

彩り鮮やかにしかも随所にスリリングなシーンを織り交ぜ、

あっちゃこっちゃのSF映画のいいところだけをジェームズ・キャメロン監督が抽出した

って感じの映画でした。



あらすじのつかみを知りたい人のためにひらりんさんのブログからパクってきました。

あらすじ・・・今回はMovieWalkerさんから引用させてもらいました。
22世紀。人類は地球から遠く離れた宇宙にまで進出していた。そこで豊かな大自然と未知の動植物が生息する衛星パンドラに出会い、“アバター・プロジェクト”を開始する。青い肌と人間よりも大きな体を持ち、原始的な生活を送る先住民族“ナヴィ”が暮らすこの星の大地には、莫大な利益をもたらす鉱物が眠っていた。だが、大気は人間にとって有毒な性質。鉱物採掘を実現するには大気の問題をクリアしなければならない。これを解決するために、ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体“アバター”を生み出し、自由に活動できるようにすること。それがプロジェクトの目的だった。戦闘による負傷で下半身が麻痺、車椅子の生活を送っていた元兵士のジェイク(サム・ワーシントン)は、体の自由を取り戻すために計画に参加、“アバター”を手に入れる。だが、パンドラの地に降り立ち、ナヴィと触れ合ううちに、族長の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と恋に落ちる。次第にパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱くようになったジェイクは、やがてこの星の運命を決する選択を強いられていくのだった……。





☆----ネイティリに恋しちゃったキューピーの一言。

ええーーーっ!?相手が人間じゃなくってもOKなんですかあ?

とゆー声をひょいとかわして物申す。

我々年配者は幼い頃にジョン・ウェインが主役を務める西部劇を観て育ったもんだから、

インディアン=北アメリカ大陸の西の方に住み、

時々正義の味方:白人の家を襲い頭の皮を剥いでいく野蛮人、

というイメージを擦り込まれている。

事実は、白人共が移住する前からアメリカ大陸全土にわたり居住し(もちろん東部にも)、

後から来た白人が悪逆非道なあの手この手の虐待の数々で貧しい土地へ追い込み、

居留地と称する住処を与えることによって自立を阻害し、且つ差別し現在に至るのだ。


この映画はそれをインディアンサイドから描いたばかりか、

先住民の勝利に終わるところがすこぶるキューピーのお気に召した。


現在も尚、対テロを口実に実は中東の石油の利権を握りたいだけのアメリカ人によって

この映画が製作されたのは、実に興味深い。



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