キューピーヘアーのたらたら日記

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めぐみ  -----引き裂かれた家族の30年

2007-06-01 23:20:46 | ま行の映画
神さまのなさることは、往々にして人間には理解不能だ。

拉致される少し前に録音された、合唱コンクールでのめぐみさんの独唱。

"♪慣れし故郷を放たれて、夢に楽土求めたり"

人間の力を超えた何かを思わずにはいられない。


母、早紀江さんが聖書のヨブ記に感銘を受けたというのも、

必然性を感じる。

(僕はキリスト教徒じゃないのでたまにしか聖書を読まないのだけれど、

 そのたんびに、違う答えを与えてくれるのは、不思議だ。)


☆----プチ解説

ヨブはお金持ちで、家族に恵まれ、信心深く、全く非の打ち所のない人物。

だが、サタンは神さまにヨブが信心深いのは、

彼がよい環境に恵まれているからだと主張する。

すると、神さまはサタンに"ヨブはお前の好きにしてよい"と言う。

ここからヨブの不幸が始まる。

財産は全て略奪され、家族は皆殺され、彼自身も全身皮膚病に侵される。

そこへ友人たちがやってきて

「お前が何も悪いことをしていないのなら、神さまがお前を苦しめる筈がない。」

といったようなことをそれぞれ言うのだが、

ヨブには何故自分がこのような酷い目にあうのかわからない。

普通ならここで、「この世に神などいるものかっ!」となるところだが、

彼は最後まで信仰心を捨てることがなかった。

(僕はここで物語が終わるものだと長年思っていたのだが、

 今日読み直したら、弱り果てたヨブの元に神さまが現れ、

 信仰心を捨てなかったヨブを褒め、

 彼が以前持っていた2倍の富を与えた。

 彼はまた新しい家族を作り、何と140才まで天寿を全うしたんだとか。

 どえらいハッピーエンドになっていたんでビックリした。)

☆-----プチ終わり


僕も陰ながら、横田さん一家の再会をはじめ、

拉致問題の早期解決を願っております。

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2 コメント

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こんばんは♪ (ミチ)
2007-06-02 00:12:31
ヨブ記のプチ解説ありがとうございました!
すごくためになりました~。
めぐみさんがいなくなった当時の横田夫妻に比べたら、やはり今の夫妻のお姿はあまりにもお年を召していて、30年の月日の長さを感じました。
一日も早く解決してほしいのに、遅々として進んでいないような気がします。
じれったいです・・・。
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ミチさん♪ (キューピー)
2007-06-02 20:43:05
全く同感です。
北朝鮮は先の大戦時、日本が犯した従軍慰安婦問題等々を引き合いに出して自らを正当化しようという考えなんでしょうか?
いつまでも、そんな卑怯なやりかたが通用する国際社会だとはとても思えないのですが、、、。
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