今年で72才になるオカンを家政婦の如くこき使っていることに
罪悪感を覚える今日この頃。
余計なことを書くと体育会系の妹:夢太郎
(このハンドルネームを自分で使っているのだから、しゃーない)
から踵落としを喰らうが、だが、
老人から仕事を奪うと自立を損なうことになるので、
ホームヘルパー2級の資格を持っているキューピーは、
その日が来るまで敢えてあんまり手出ししないでいるのだあ。
そんなオカンは先日、腕によりをかけて特大牛肉コロッケを作ってくれたが、
僕はおなかも心もいっぱいになってしまった。
打って変わって、今夜のおかずはスーパーのお惣菜。
焼きサバと、レンコンのきんぴらと、
ウニを海苔とイカの刺身で巻いて輪切りにしたお酒のおつまみ風と、
麩の味噌汁に、
フライパンで炒めた○○○○。
こんな日もあってもいいさ。
そろそろ、認知症の始まった今年で喜寿のオトン。
○○○○を口にし、「辛いわあ」
キッチンにいたオカン「何が辛かったん?」
オトン「これやこれ」
オカン「イカかあ?」
オトン「違うがな」
オカン「サバかあ?」
オトン「ちゃうちゃう」
オカン「レンコンかあ?」
たまに辛いのが当たる食材といえば○○○○以外ありまへんがな。
緑色したあれでんがな。
しかし、オカンは気付かない様子。
オカン「これじゃわからん。何が辛かったん?」
答えに窮したオトンの一言。
「ピーマン」
オトンのボキャブラリーから"ししとう"が消え去っているのがわかった瞬間。
オカン「あ、ピーマンね。これ時々、辛いのがあるのよね」
勝気なオカンがいつの間にか、認知症の夫を受容し、
共感する姿勢を身に付けていた。
ちょっと前だったら
「何がピーマンやの。これはししとうでしょ!」
と説教する口調で言っていたのに…。
「イカかあ?」「サバかあ?」と、とぼけていたのは
オトンのボキャブラリーをチェックするための前振りだったのか。
あなどれん、我がオカン。
罪悪感を覚える今日この頃。
余計なことを書くと体育会系の妹:夢太郎
(このハンドルネームを自分で使っているのだから、しゃーない)
から踵落としを喰らうが、だが、
老人から仕事を奪うと自立を損なうことになるので、
ホームヘルパー2級の資格を持っているキューピーは、
その日が来るまで敢えてあんまり手出ししないでいるのだあ。
そんなオカンは先日、腕によりをかけて特大牛肉コロッケを作ってくれたが、
僕はおなかも心もいっぱいになってしまった。
打って変わって、今夜のおかずはスーパーのお惣菜。
焼きサバと、レンコンのきんぴらと、
ウニを海苔とイカの刺身で巻いて輪切りにしたお酒のおつまみ風と、
麩の味噌汁に、
フライパンで炒めた○○○○。
こんな日もあってもいいさ。
そろそろ、認知症の始まった今年で喜寿のオトン。
○○○○を口にし、「辛いわあ」
キッチンにいたオカン「何が辛かったん?」
オトン「これやこれ」
オカン「イカかあ?」
オトン「違うがな」
オカン「サバかあ?」
オトン「ちゃうちゃう」
オカン「レンコンかあ?」
たまに辛いのが当たる食材といえば○○○○以外ありまへんがな。
緑色したあれでんがな。
しかし、オカンは気付かない様子。
オカン「これじゃわからん。何が辛かったん?」
答えに窮したオトンの一言。
「ピーマン」
オトンのボキャブラリーから"ししとう"が消え去っているのがわかった瞬間。
オカン「あ、ピーマンね。これ時々、辛いのがあるのよね」
勝気なオカンがいつの間にか、認知症の夫を受容し、
共感する姿勢を身に付けていた。
ちょっと前だったら
「何がピーマンやの。これはししとうでしょ!」
と説教する口調で言っていたのに…。
「イカかあ?」「サバかあ?」と、とぼけていたのは
オトンのボキャブラリーをチェックするための前振りだったのか。
あなどれん、我がオカン。
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