映画のヒトコマ

思い出に残る映画のヒトコマ
映画を観た人なら思い出すかも..。

私を抱いて、そしてキスして

1992-12-31 | Weblog
92/12/9

エイズ感染者の女性が、恋人やジャーナリストに励まされながら懸命に生きていく姿を描く人間ドラマ。
旅行代理店に勤めるOL・合田圭子は、ある日突然自分がエイズ感染者である事実を知る。学生時代の恋人が、海外での大事故による輸血が原因で感染していたのだ。
そんな彼女の前に、津島美幸というジャーナリストが現れた。美幸は感染者が受けている差別や偏見の実態を取材し、マスコミを通じてエイズに対する真の理解を得ようとしていた。
圭子には感染事実を知り、気落ちしている時に出会った高野晶という恋人がいたが、彼女は晶に自分が感染者であることを告白できずにいた。
自殺未遂の果てに圭子は遂に打ち明けるが、晶はその事実を受け止めることが出来ず、彼女の許を去っていく。

圭子は自分が妊娠していることを知る。彼女の前に、晶が戻ってきた。そして2人で子供を育てよう、抱いて、キスしてあげようと誓い合う。子供は無事生まれ、感染もしていなかった。圭子はそれから数カ月後に逝ってしまった。だがそれは精一杯充実した人生だった。


監督 : 佐藤純彌
原作 : 家田荘子
歌 : 来生たかお


南野陽子 (合田圭子)
赤井英和 (高野晶)
南果歩 (津島美幸)
三浦友和 (久留米和夫)
太川陽介 (田辺謙一)

最新の画像もっと見る