映画のヒトコマ

思い出に残る映画のヒトコマ
映画を観た人なら思い出すかも..。

ミュンヘン

2006-02-12 | Weblog
MUNICH

1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック開催中に、パレスチナゲリラ“ブラック・セプテンバー 黒い九月”によるイスラエル選手団襲撃事件が起こる。人質となった選手11名は全員死亡。これに激怒したイスラエル機密情報機関“モサド”は、秘密裏に暗殺チームを編成、首謀者11名の殺害を企てる。リーダーに任命されたアヴナーは、仲間4人とともに殺害を実行していくが、次第に自分たちの任務に疑問を感じ始めていく。

ユダヤ人とパレスチナ人-日本人には顔はもちろんながら、主義.主張について区別が付かない。
理解出来ない紛争がこの映画を分かりにくくしている。
「テロは悪なのだ」
こんな分かり切ったことでも、国のためなら、それが正義になる。
そうではないよ。やっぱり「駄目なものは、駄目という」
スピルバーグの主張。

映画のコピーは「わたしは正しいのか?」です

日本人なら、答えは「正しくない」でスッキリ。
イスラエル人なら、答えは悩むことになる。

「平和」という言葉が、むなしく聞こえるが、やっぱり「平和」は大切なのだということを考えさせる映画です。

俳優が、いずれも個性があり、素晴らしい演技。
小道具は、今ひとつ派手さがないが...。

スティーヴン・スピルバーグの戦争映画

『シンドラーのリスト』
『プライベート・ライアン』

監督 : スティーヴン・スピルバーグ

出演 :
エリック・バナ Eric Bana アヴナー
ダニエル・クレイグ Daniel Craig スティーヴ
キアラン・ハインズ Ciaran Hinds カール
マチュー・カソヴィッツ Mathieu Kassovitz ロバート
ハンス・ジシュラー Hanns Zischler ハンス
ジェフリー・ラッシュ Geoffrey Rush エフライム
アイェレット・ゾラー Ayelet Zorer ダフナ