さよなら。

さよならはさみしい。

お通夜もお葬式も。いつも息苦しい。


オットが名古屋に来るときお世話になった方で。

知り合いのいないオットを気づかってくれた。


私は、自分の父に重なってしまって。


環境も似ている。


息子さんが家業を継いで。ちょっと早い旅立ち。


ご家族の気持ちはたぶんすごくわかる。


わかりすぎて、息苦しい。


さよならは辛い。


でも、みんなにやって来るんだよね。


今日はやっぱり、気持ちがへこんでしまっている。


ダメだなぁ。

ぱーまやさん。

で、ぱーまやさんという美容院にとびこむ。

予約はとれないが、ちょっと安い美容院だ。

店はこみこみで、年配の女性が多い。


んで、名前のとおり、みんなぱーまをかけていた。

小さいくるくるパーマ。


美容師さんの中でも若い方が染めてくれた。

「あまり暗いのは肌色にあわない」と力説され、ほどほどに落ち着いた色に。


時間がないのであわてて店を出る。

急きょ。

月曜日、急きょ髪を染めた。


金髪に自分で染めたのがまだらで。全体にピンクみたいで。


知り合いのお通夜、お葬式があって。


あまりに急でびっくりして。


目立つあたまで行くのは気がとがめて。


見た目じゃないといいつつも、やっぱり見た目で気持ちを判断されたくなくて。


でも月曜日。

いつもの美容院はお休み。


通勤路近くて、急きょ髪を染める。