ウォーキング日記

72歳で仕事を辞めて趣味の山歩きやウォーキング主体の暮らしに変えたのでタイトルを「バラ園日記」から変更しました。

「ササユリ」調査で浜石岳

2021-06-12 02:21:49 | ウォーキング
毎年、今頃の時期になると気になるのが賢パパが世界で一番好きなあの花のことです。

賢パパ地方での開花は6月中旬から7月上旬ぐらいが普通ですが・・・今年は桜やその他の花も例年に比べて開花が早かった。

それで、ずっと気になっていて他の地方での開花の情報に注目していました。

すると・・・同じ中部地方なのに5月26日にはもう咲いていたとの知り合いのヤマレコ情報があったり、兵庫県あたりでも今月の初めにはもう見ごろになっているとの友達ブログを見ていた。

いくら早くても6月15日ぐらいだろうと思っていたのですが・・・そんな情報を目にしてしまうと居ても立っても居られない。

と、いうことでまだ早いだろうとは思いつつも様子を見に行って来ました。

この日も奥方が不在なので時間的な制約がありませんから・・・明るくなり始めた4時過ぎに部屋を出て、奥方号で目的地に向かう。

早朝とあって道路は空いていますから・・・30分ちょっとで駐車場に到着して

林の中はまだ暗いので想定していたのとは逆のコースで舗装道を登って行きます。

5分もかからずにこんな所に差し掛かりますが

以前はこの斜面にも結構咲いていたのですが・・・今年は全ての植物が刈り払われてしまったようですね。

この先で野外活動センター入り口のゲートを過ぎると毎年、何株かの姿を見ることが出来る場所があって・・・そこでは二つだけですがつぼみを確認出来た。


その先で舗装道を離れて登山道に入って行きますが

ここから次に舗装道を横切る地点までの間は以前から少なくて・・・この日も一つだけでした。

舗装道に出た所で、ちょっと戻って見晴らしの良い所で朝日の写真を撮りましたが
肉眼ではまぶしくてわからなかったけれども・・・ずいぶんおかしな形をしていました。

で、再び登山道に入って行きますが

入ってすぐの所で見つけたと思ったら


そのすぐ先には毎年たくさん咲く所があって・・・この場所では1枚に5つのつぼみを写すことが出来た。


この後もぽつぽつ見ることが出来て(最近、珍しくなった二輪咲きですな)


駐車場から25分で頂上直下の駐車場に到着~。

ここからの富士山は頂上からよりも写真写りが良いと思っているので一枚撮ってから

車でここまで来た人が通らないルートで登って行きます。

こっちのルートを選択したのには勿論、理由がありまして・・・この登山道脇にも咲く所があるから。

この辺りにはヤマユリもたくさんありますが


控えめにたたずむササユリの奥ゆかしさがその魅力のひとつでもありますよ。


今回は珍しくこっち側から頂上に上がりますが

まだ5時を過ぎたばかりということで勿論、貸し切り状態でした。

空気が澄んでいなかったみたいで遠くの景色はいまいちで



線香を持って来ていなかったので賢の墓には手を合わせただけで山頂を後にしました。

下りは舗装道ではなく登山道を使って下りましたが・・・残念なことに見つけることが出来たのはこの一株だけ。

数年前までは頂上から西側の登山道の脇にもたくさん咲いていたんですがねぇ。

7年前の写真を引っ張り出してみましたが
3枚目の写真と同じ場所の舗装道の脇にもこんなにたくさんあったんですがねぇ。

それと、今回気になったのが・・・複数輪のつぼみを持つ株が激減しました。

同じく7年前の写真ですが
何と、一株に6輪の花でした。

更に、今回撮って来た写真を見ればお分かりと思いますが・・・ほとんど全部が茎が細くてつぼみも小さめ。

こうしてだんだん勢いがなくなって行って・・・いずれは球根が自然消滅というのが絶滅のパターン。

人工繁殖をするにも時間がかかりすぎるのがネックで誰もやろうとしません。

大きな自生地がある関西のどこかの県が絶滅を防ぐ目的で農業試験場の研究テーマとして取り上げてくれることを切望します。

見ごろはもう少し先になることを確認して帰って来て・・・午後はまたこんな時間から晩酌兼昼酌を開始して

いつもより高い肉焼いて



美味い酒たくさん飲んで
良い一日となりました。

今日はずいぶん久しぶりで隠れ家に行って来ます。

報告は明日のブログで・・・。
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