小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

頭の程度が低いんで申し訳ないけども

2011-05-16 23:48:33 | Weblog
このニュース、何をどう捉えて安全だと殊更強調できるのかを、簡潔かつ具体的に説明してはおくれませんかの。

「玄海原発、福島級津波でも安全」地元で保安院(読売新聞) - goo ニュース
経済産業省原子力安全・保安院は16日、九州電力玄海原子力発電所がある佐賀県玄海町で、岸本英雄町長や町議らに、東京電力福島第一原発事故を受けた玄海原発の緊急安全対策について説明した。

 保安院側は「福島と同程度の津波に襲われても玄海は安全」と主張したが、町民らからは疑問の声も上がった。九電は、東日本大震災前に定期検査で停止した玄海2、3号機の早期運転再開を目指している。国が震災後、同原発について地元説明を行うのは初めて。

 町議会がこの日開いた原子力対策特別委員会に、保安院の山本哲也原子力発電検査課長と九州電力玄海原発の村島正康所長の出席を要請した。


あの~…。
ごめんなさい。

何がどう安全だっていうんですかね?

全国版の新聞だから、概況をかいつまんで書くだけの小さな扱いになるのは仕方がないにしても、全国至る所で作られた原子力発電所には、今現在、稼働しているか否かにかかわらず、ほぼ未来永劫、原子力と隣り合わせで暮らしてゆかなければならないのだから、どう安全なのか、どう事故を未然に防ぐのかをしっかり説明したうえで記事にすべきではないのかと。
九州地方が今回のような巨大な地震と大津波に洗われるという事態は、さすがに想定はしづらいし、それこそ最近稼働を停止した浜岡原発に比べれば、地震や津波に襲われるリスクの度合いは高くはないだろうが、九州電力や原子力保安院は地元にどう説明し、マスコミはどう伝えるのか。

これだけじゃ、玄海原発がどのような安全対策を施す予定なのか、或いは施しているのかがさっぱり理解できないし、ただ単に、これまで通りやみくもに「安全だ」「安全だ」と連呼しているだけのようにしか受け取れない。少なくとも頭が弱いあたしにはそうとしか読めない。
まあ、今まではそのやり方で押し通せていたのだが、もともと設計段階、計画段階から、巨大地震が襲ってきたら原発を設置することができないような安全基準では、原発と共存している地方の人たちを安心させることは、できないだろう。

今更同じ手は通用しないと思うんですがね…。
同じ手を通用させようとしているから、或いはその程度しか報じないから、日本のメディア云々っていう話になるわけで。

同じ書くなら、他媒体みたいにしっかりと「福島第一原発では15メートルの津波に襲われたから、同程度の13メートルの浸水対策をする」とか書くだけで、記事の印象はまったく違ってくると思うのだが…。

あ、あとマスコミ。

「安全神話」なんて君達の虚像だから。

新幹線を見てみろって。
絶対に事故を引き起こしてはならないという使命感から、可能な限りのあらゆる地震対策を施してあるんでしょう。
原発とはえらい違いで。


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