小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

東京湾一周アメフトの旅 しょの1

2009-10-12 11:49:30 | それゆけ乗り鉄トラベラーズ
え~。タイトルはてきとーにつけました。

このところ、なんだか無性に船に乗りたくなった。
舟だったら、いつも競艇場やらボートピアのテレビなどで見ているのだけれど(笑)、このところ無性に船に乗りたくなっていて、先月、両国国技館へ行ったおりも、国技館はす向かいにある水上バス乗り場から、どこかへ向かう船はないかと探したのだけれど、浅草までわずか10分の便がある他は、ナイトクルージングとかでお台場方面に向かう便があったのみ。いくらなんでも、デートじゃあるまいし、男一人でお台場まで水上バスに乗っても仕方がないので、仕方なく「東京下町バス」で上野駅前へ出て京成でおとなしく帰ったっけ。
ちなみに、その時乗った東京下町バスは、珍しく一般車代走だったので記念に一枚。



そんなこんなで、手近なところで船に揺られようとすると、まず思いつくのは…。

東京湾フェリーだなす。

東京湾フェリー自体には何度か乗った経験があって、その昔、JR(旧国鉄時代から)で、東京山手線内から横須賀線久里浜、内房線浜金谷までと、東京湾フェリーが一日乗り放題だった、2980円くらいで発売されていた「東京湾フリーきっぷ」というのがあり、それを使って2度ほど東京湾を一周したことがある。まさしく東京湾をぐるり一周できる便利なフリーきっぷだったのに、アクアラインが開通した影響からか、遺憾なことに2001年限りでこのきっぷは廃止されている。
9月のシルバーウイークでは、JR東日本が起死回生を賭けて売り出した、エリア一帯普通列車乗り放題のきっぷ「ツーデーパス」では、フリー区間内に東京湾フェリーも含まれ、2日間5000円とやや値は上がったが、フリー区間が広がったので、どさくさに紛れて「東京湾フリーきっぷ」が、形を変えて復活したという、ひじょーにうがった見方も出来る(笑)。

でもって。

昨日11日は、折しも川崎球場で、地元習志野のチーム、オービックシーガルズの試合が行われるので、日程的にも3連休の中日とあって頃や良し、しかも試合開始が14時半からだったので、昼間をまるっきり使えるとなれば、ちょいと川崎を目指そうとして内房線を下り、浜金谷からフェリーに乗るコースを辿れそう…となると、出かけるっきゃないでしょ。

そんなわけで、朝9時20分くらいに千葉駅に到着。

まずここで一発目で愕然とするわけだが…。

ちなみにおいら、今日に限っては、全ての行程に於いて、予め時刻表で時間を確認するだなんて行為は行っておりません。
だってほとんど朝から起き抜けの衝動的な行動だから。
予定は未定、っちゅーか、全てはこれだけの余裕があれば、川崎14時半に間に合うでしょという、感覚的な理由しかございません。
千葉駅の、内房線発車時刻を眺めてまず愕然。

932 各駅停車 木更津
940 快速    君津
949 各駅停車 木更津

…君津から先がにゃい(´・ω・`)

館山周りの安房鴨川行きは、その後の9時59分発に。

なるほど。
内房線の沿線住民は、君津までの人と君津から先の人とでは、「線内差別」が存在するらしいけれど(笑)、話には聞いていたが、ここに来てようやく実体験することになるとは。

調べてみると、9時49分の木更津行きに乗れば、蘇我か五井で、京葉線から来る特急「さざなみ5号」に乗り継げるようだけれど、わざわざ特急に魂を売って、10分か20分そこらの時間稼ぎをしても…ねえ。特急「さざなみ5号」に乗れば、浜金谷は10時56分着。9時59分発の安房鴨川行き159Mだと11時18分。22分の時間に自由席特急券を投資する価値があるか。ましてや蘇我か五井からだと、浜金谷まではびみょーに距離があり、おそらくは51キロを超えて特急料金が跳ね上がるだろうから、もったいない気もするし…。
というより、40分待ちをボーッと過ごしていても仕方がないし、安房鴨川行き159Mは5両編成なので、ロングシートの211系が確定しているのなら、それぞれ8両編成と表示が出ている木更津行きで、先回りしていた方がいいだろう。
今月1日から、京浜東北線のお古の209系が営業運転を開始していて、8両だともしかすると209系の可能性もあるが、それならそれで面白いところだし、209系がお初なら、211系は追い出されて他線区へ回る運命、113系なら廃車の道を辿るので、残り少ない時間、重厚な乗り心地に身をゆだねてボックスシートの小さな旅としゃれ込むのも悪くない。
9時32分発の木更津行きを目指して階段を上がると、期待に違わず、待っていたのは113系。



朝っぱらから思わず一本所望しました。

モハ~。
いや、113系のブレーキ緩解音になぞらえれば、それこそ「くは~」ですかな。
乗ったのは、リニューアル工事でシート交換をされておらず、新製当時のシートがそのまま残る2000番台だったので、シートも広いし座り心地も上々だし、そりゃもうついつい一杯いっちゃいたくなるもんじゃございませんか。
リニューアル工事でシートが交換されて、アタマにヘッドレストがついているシートがあるのだけれど、ありゃ座高が高いおいらにとっては、アタマのところが重苦しいというか、アタマを前にもたげる感じになるので、おいらにとってはあまり相性が良くないんですな。なんだか首が窮屈で。

木更津へ先回りしたところで、どうせヒマなので、日常の記録がてら、やって来た電車を撮ってみる。
後続の千葉9時49分発の木更津行きは、湘南色がやって来た。



う~ん。
房総半島でこんな色を見てもいまいちピンと来ない…。
湘南色の電車は、おそらく国鉄末期あたりに、転属した車両が塗装工事が間に合わずにそのまんま運行させた事はあるのだろうし、車両故障で車両が足りなくなって、他線区からの余剰車を急遽回して貰って急場を凌いだ例がいくつかあり、決して例が無いわけではない。房総地区を闊歩していた急行電車もこの色だったから、色遣い自体は、房総地区に馴染みがないというわけでもないのだけれど、近郊形の列車だからなあ…。

そんなわけで、木更津駅で待ちぼうけること約40分。
特急に乗ろうか普通列車に乗ろうかさんざん迷って、木更津からの特急料金500円をケチって普通列車に。



しかしこの列車。
乗った場所が悪かったか…。

房総半島の利用客って、どんだけマナーが悪いんだよ。
終戦直後の物資欠乏の折りじゃあるまいし、シートのモケットが切り刻まれている列車なんて初めて見たぞ。



君津を過ぎて単線区間に入ると、天気がいいこともあって東京湾の景色がいい。
この区間はいつも車で通りすぎるところで、しかも車を走らせやすい夜中に走ることがほとんどで、なかなか天気のいい昼間に、対岸の三浦半島をまじまじと眺める機会はないので、景色に酔うまたとない絶好の機会。
そういえば、国道は何度となく走っているけれど、おいら、館山自動車道の木更津南インター以南を走った経験は、まだ一度もないなあ…。走る時間帯も影響していて、走りやすい夜を走るのだから、わざわざカネを払って高速を走る理由などないからだ。



少々景色に酔いながら、浜金谷に到着。
そういえばおいら、マザー牧場も、鋸山も、行ったことないなあ…(´・ω・`)
どこかでドライブにでも…と長年温め続けていたら、いつのまにかゲフンゲフン(´・ω・`)



今日のお目当ては、こいつ。
おやおや、もう船が着岸しているってーことは、発車時刻の間際ですかな。



ターミナルに入ると、折良く5分後の11時30分出港。
船に乗る時の、独特の油臭さが、またなんとも言えませんな。

そんなわけで、時間もちょうどお昼近く。
出港と同時に、売店で「いわしバーグ」を仕入れて一丁いただきます。



船内は、連休中日の午前中とあって、客はそれほど多くはない。
時間帯が時間帯、しかも房総半島からの便なので、引き上げるにも少々早い時間帯で、一面的な話しか出来ず、一概に比較することはできないけれども、やはりここにも、アクアライン800円の影響が顕れているのだろうか。
以前乗った時はいずれも午後、3度乗ったことのあるうち、2度はアクアライン開通前だから、余計に簡単な比較もしづらいのだけれど、空いていて快適に過ごせる反面、思わずう~ん…と思ってしまうこともあったり。

今日は天気も良く、海上でも風もほとんど吹かないいい天気なので、甲板で風に吹かれるのも実に気持ちがいい。







約40分の船旅もあっという間に、久里浜港に着岸。



ターミナルには京急久里浜駅行き連絡バスが待機していて、徒歩の客を待って発車。



京急久里浜から川崎なら、乗るのは当然JRより京急。JRだと戸塚で乗り換えなきゃいけないのがめんどうだし。
時間も午後0時半過ぎ。もうそろそろ川崎へ向かわないと…という時間なので、さすがに久里浜で寿司とか寿司とか寿司とか寿司とかは諦めたw っつーか、船内でとんかつ弁当を食っておいてそりゃねえっぺよw
快特で約40分。2100形だったので、ドレミファインバータを一身に浴びつつ川崎へ。
(以下続きます。)


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