アピールする人がアピールするオープン戦

オープン戦は、いわゆる「当落線上」の選手たちにとっては、出番一つ一つが天国と地獄の分かれ目。そりゃあもう必死にもなりますですね。

ロッテ藤岡ローテ入りへアピール145キロ(日刊スポーツ) - goo ニュース

＜オープン戦：楽天５－２ロッテ＞◇５日◇倉敷

　ロッテ藤岡貴裕投手（２４）が３回を四球の走者１人に抑え、先発ローテーションの６人目に向けてアピールした。

　この日は直球が１４５キロを記録。変化球でもストライクが取れた。「５人は決まってますし、６番目にしっかり入れれば。自分のピッチングをして、先発として投げられるように頑張りたい」と決意を口にした。

先発６番手にこのまますんなり収まりたい藤岡、その６番手の座を巡って捲土重来を期す若手先発陣。
層が厚くなってくれるのはありがたいのだけれども、揃いも揃って微妙ってーんじゃ、結局は中継ぎにしわ寄せが来て中継ぎから崩壊していく去年のパターンにもなりかねないわけで、一朝一夕で層の厚さに対して質が比例していくとはとても思えないのだけれど、ほのかな期待は寄せてみてもいいのかな。寄せてみたいけれど、本当にいいのかしら。ねえ。

そして、マスコミ報道ではやれ中継ぎだいや先発だとさんざん振り回されている感のある西野は、どうやら大事な場面での中継ぎを任されそうな気配。

西野中継ぎで好投　千葉ロッテ(千葉日報) - goo ニュース

２番手で登板した千葉ロッテの西野が、２回を無安打と好投した。昨季９勝を挙げてチームの勝ち頭の１人だった右腕について、伊東監督は救援に回す考えを明言しており、この日も「彼がこのまま中に入ってくれれば、層が厚くなる」と期待を寄せた。
　力のある直球に落差のある変化球を織り交ぜ、楽天打線を寄せつけなかった西野は「（中継ぎを）任されるからにはその日その日、持っている全てをその１イニングで投げられたらと思う」と話した。

ふ～ん。
松永あたりの調子が上がってこないのかしらねえ…。
個人的には、あの松永のふてぶてしいメンタリティは、後ろを任せるには大いに素質があると思っているだけに、松永にも頑張ってもらいたい気持ちはもちろん大いにあるわけですが。
なんだろう、あのふてぶてしさは雅英を思い出すんですわ。

まあ、中継ぎというよりはセットアッパーとして起用すると明言された以上、そのポジションはそうそう動かしようがないわけで、なんとしても１年間死守するくらいの気持ちで、西野には頑張って欲しいですな。

打つ方のアピールといえば、アジャ。

アジャ井上「手ごわい」松井裕から中前打(日刊スポーツ) - goo ニュース

＜オープン戦：楽天５－２ロッテ＞◇５日◇倉敷

　３安打を放ったロッテのドラフト５位、井上晴哉内野手（２４＝日本生命）が楽天松井裕を絶賛した。

　第２打席に中前打を放ち、貫禄は示したものの、松井の印象について「手ごわい相手。変化球だけでなく、直球もキレてるので、打者としてはきついかも。変化球は、振らなければいいんだろうけど、振ってしまう高さに投げて来ていた」と話した。

なんかもう、キャンプ中から話題には事欠かない新人のアジャ井上。
なぜテーマ曲もアジャコングのアレにしないのｋゲフンゲフン(´・ω・｀)

まあ、まだ３月上旬だしね。
長い目で見ておきます。
でも、やっぱりどこかで期待しちゃう。
それが春の便りだから。

まあ、「アジャ」井上には、ぜひとも、「い～のうえ！」と言われると脊髄反応で「じゅん！」と叫んでしまう、我々ロッテファンの悲しい体質を劇的に変えてくれるほどの活躍を心から願っておりますですｗ

春の便りが聞こえてきたら、週末はようやっとマリンに野球が帰ってきますよ皆さん。
日曜日のオープン戦は行けるかしら？五体満足でｗ