小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

寂しく消えるブルートレイン

2005-01-29 09:54:00 | Weblog
「あさかぜ」最終列車、1分半で完売 ツアーも人気 (朝日新聞) - goo ニュース

野球観戦の「遠征」といえば、最近は結構な割合で使っていたなあ。
昨年6月の北陸遠征の時は、富山港の寿司屋で飲み過ぎて時間切れになってしまったたこすけさんと一緒に「北陸」号(新潟中越地震の影響で運休中)に乗って帰り、車内で飲み明かすつもりが発車後一時間で俺が即ダウンした記憶が。
さらに前年2003年夏、福岡ドームに出かけた時は、今話題に上がった東京19時03分発の「あさかぜ」号A寝台個室を奮発した記憶が。さらに前年2002年夏、同じく福岡ドームへ行った時は「さくら・はやぶさ」号に乗っている。
これら3つの列車に総じて言えるのは、とにかく乗客の少ないこと。
夏の遠征の時は夏休み前のシーズンオフとはいえ、あさかぜ号なんぞ客が20人いたかどうかという有様で、冷房がとても寒々しかったことを思い出す。北陸号にしたって、乗車直前に買ったにも関わらず下段が取れたのだから、乗車率は推して知るべし。
確かに「寝ておれば目的地に着く」というメリットはあるものの、飛行機は速いし、新幹線だってあるし、しかも特急料金3000円、寝台料金6000円と中途半端に高く、敬遠されるのもやむ無しかと思ったものだ。それに運賃が別にかかるわけだし、飛行機なら、寝台列車の運賃のみで遠く中国地方や九州へ連れて行ってくれるのだから、わざわざ高い金を払って遅い列車に乗るのは、よほど暇をもてあましている物好きでないと、物理上「乗れない」のだ。

一度、こんなことがあった。2年前に「あさかぜ号」に乗った時のこと。豊橋手前で集中豪雨でしばらく足止めされ、結局2時間47分遅れで、目的地の小郡(現新山口)に着いたのは、すでにお昼近い11時42分。本当は9時前には着いていたのだから、ちょっとでも遅れればこんな時間になってしまう。もちろん、このおかげで後の行程ががたがたと崩れ落ちていったのは言うまでもない。

そんな寝台特急も、九州を結ぶ便は、とうとう一往復「富士・はやぶさ」のみになってしまう。
しかしそれも、時代の流れかもしれぬ。
特に急がぬ旅など、最近中高年に人気の鈍行列車の旅以上に「贅沢な旅」なのになあ。。。

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2 コメント

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Unknown (たこすけ)
2005-01-29 10:18:22
あの寝台特急は良かったなぁ。なにせ初めてだったし、寝ているうちに目的地に着くというのがいいし、浴衣を着て寝るのも情緒があって良い。また乗りたいな。
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Unknown (丸刈りータコ)
2005-01-29 12:34:47
オレは『北斗星』じゃなくて、『エルム』で札幌から上野まで乗ったことあります。

青函トンネルが繋がったばかりで北斗星がとれなくて・・・。



去年は大阪からの帰りに『サンライズ瀬戸・出雲』のノビノビ座席に乗りました。

ノビノビ座席は普通特急指定料金で乗れるので新幹線より安いですよ!

でもあの時、夜10時半に大阪駅で空席照会したら、『残2席』ですぐに発券してもらいました。
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