いぬバカ・ねこバカ

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二紀展(国立新美術館)⑦

2011年11月03日 23時21分22秒 | 日記

前回の続きです。我慢して見てください。

※「電車の人(酒盛りⅠ」  桜井 文夫 氏作

私の勤め先は残業が多く、やもすれば終電に乗ることもしばしば。

するとローカル線なのか、酔っ払って車内で飲んでいるおじさんがいるのである。

たいがいは「〇〇が悪い!仕事がなっていない!」とか「上司の悪口」であることが多い。

まあ、絵のように6名でダイナミックに飲んでいる人はいないが、彼らは何を愚痴っているのでしょうか?

女子もいなく、おじさん6人でお酒で愚痴るのは寂しいですね。

私だったら、彼女と上品にワインで乾杯します。

 

※「静寂」  醍醐 孝代 氏作

これは彫刻部門の作である。なぜ、気になったのかというと彼女に似ているからである。

しかもこんな人魚みたいな格好だったら・・・・・・、撮らざるを得ません。

これが全身像です。

大事なところを隠すエロス的な部分もあり、目がいってしまいました。個人的な意見ですいません。

 

※「ムッチャこんでまっせ!」  角間 好 氏作

大阪弁である。

通訳すると「とても込み合っています」となる。

すし屋さんのような店に、お客さんがいっぱい。ワンコもいる。グリコの人もいる。

大阪のおばちゃん、絵のようにパーマをかけアクセサリーをつけている。

大阪のおじちゃん、まるで土方である。

かなしいかな、確かに大阪の人はこのような格好の人が多いのだ。

なぜ、私が大阪がくわしいのかと言うと、私がかつて大阪人だったからである。

いまは埼玉県民であるが・・・・・。

「なんや、今日はムッチャ込んどるなあ」

「早よしてーな、さっきから1時間も待っとるでー」

「いつまで待たせんねん、しまいに怒るで~」

こんな会話が聞こえてきそうな絵です。

 

※「時空」  伊藤 傳 氏作

これは絵にパソコンの部品を貼り付け、アゲハチョウを止まらせたもの。拡大写真である。

ななめから撮ると一目瞭然でしょう。

絵は脳内にパソコンの部品が組み込まれているように見える。過去を記憶する装置でしょうか?

私のように忘れっぽい人には丁度いい。

 

※「エデンの東」  平井 康夫 氏作

男と女に着ていた服が残っている。服に丸みがあるため、何らかの理由で肉体が消滅してしまったのか?

ということは、男と女はすっぽんぽんでどこか世界にいるかもしれない。

どこかの世界・・・・・・、まぎれもなくエデンだ。

 

※「歓びの予感」  六反田 英一  氏作

 

色っぽい外人がトランペットを吹いたり、ドレスを着たり。一番手前の女性は魔法をかけているように見える。

「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン」ではないが、魔法をかけて幸せを体感しているのであろうか?

※「湿度73」  原澤 和彦  氏作

湿気が多い世界。古ぼけたトラックが水分のため、錆びている。

サングラスをしている色白の少年はなぜ、上半身が裸なのか。

しかも湿気のせいで体がふやけているように見える。

我々も「さびない人間になりたいものよ」

 

 



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