いぬバカ・ねこバカ

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アミューズメント・ミュージアム①

2012年01月09日 23時06分57秒 | 日記

浅草寺(せんそうじ)の隣にあります、「アミューズメント・ミュージアム」です。ここは布文化や浮世絵

の美術館である。

着古してボロボロになった着物や布。それは北国・青森の貧しい村々の暮らしの中では、布はとて

も貴重なものだったのです。一着の着物を何世代に渡って着ることは当たり前で、ほつれたら当て

布をしてそのまま使っていました。それでも使えなくなったら、細かく裂いて、縫い合わせ、再び新

しい布を織ったのです。今では考えらないですね。

そんな「BORO」展に行ってきましたよ。ここは美術館にしては珍しく撮影可でしたので遠慮なく撮影

を敢行いたしました。

 

「こたつ掛け」

麻や木綿の雑多な古布を再利用して作ったこたつ掛けは、夜になると掛け布団となった。

痛んだ表面が過酷な使用を物語っています。

 

「仕事着」

袂(たもと)を折り返した捩り(もじり)袖が特徴的な女性用仕事着。表も裏も何十枚もの古手

木綿をつなぎ、傷んだ箇所は丁寧に補修してある。近所に子供が生まれると、この着物を着

せて健康と長寿を願ったと言う。

 

「大人用おむつ」

こんなのがあったんですねえ。おむつ。

田中 忠三郎さんのお祖母さんが、自分が寝込んだ時のためにと用意していたおむつ。

手拭親やタオルなど、使い古して柔らかくなった木綿布をつなぎあわせ、袋縫いしてある。

作為のない大胆な配置が楽しい。

※田中 忠三朗(1933年~)

民族学者・民族民具研究家・著述家。

渋沢敬三に傾注し、民具の調査・収集に力を入れた在野の学者で民具・衣服など貴重な

日本のアンティークコレクションでも有名。

 

 

「子供服」

使い古して柔らかくなった木綿布で手縫いした赤ん坊の肌着。赤いビロードの紐は、女の

子のためのものだったのだろうか?

 

「ドンジャ」

掛布団にしたり、寒い夜は囲炉裏を囲むときに肩にかけて使った。古くなった仕事着を何枚

も重ねて刺し縫ってある。表は美しい裂織の赤い布だが、裏地はヨレヨレの擦り切れた布が

用いられている。どんちゃんではない。

 

「肌着シャツ」

使い古した布をツギハギして作った肌着シャツ。これを直接肌の上に身につけ、寒い冬は

上に仕事着などを重ねて着た。野良仕事の時に虫が入らないように袖口に閉じるボタンを

つけてあるのだ。

 

なんだかボロでもかっこいいですね

ニューファッション。流行るかもしれないですね。

 

次はアンティークものです。

「振り子の時計」

「トランジスタ・ラジオ」

昔、こんなのがありましたね。記憶にあります。

「電話機」

「ラジオ」

これはさっきのトランジスタ・ラジオより古いですね。

「ケラ」

雨具であり、防寒具。雨の日や吹雪の日には欠かさぬもので、現代のレインコートである。

山や田んぼで働く時は背に模様がないもので藁、クゴ。木の皮、海藻で作られる。

新婚の男女が親族に挨拶に伺う際に使うのが、背の部分に美しい模様をつけた「伊達ゲラ」

である。男性が妻となる娘に、丹精込めて作り上げる。

 

「縄文土器」

左は縄文時代中期(4500年位前)のもの。右は約2500年位前のもの。

縄は神聖で、神が宿ると信じた縄文時代の人々は、たくさんの土器を作って縄の模様をつ

けた。土器は木の実等を保存、貯蔵するのに使い、また、動物の肉や魚等を煮る鍋として

も使った。こんなものまであるんですねえ。

 

「パッチワークの布たち」

 

展示風景ですね。次回は浮世絵をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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