このシリーズはアンティークハガキに私が考えたセリフを当てはめて物語を作っています。
当然のことながらわたくしの主観が入ってしまいますことをお詫びいたします。
拝啓、デニーさま
わたしはアトランタの学校で楽しく過ごせています。
仲がいいお友達もできたわ。
このあいだ、わたしのバースディのお祝いのプレゼントのお花をいただいたのよ。
とってもきれいなピンクのバラなの。うれしかったわ。
みんなからのハガキも届いたわよ。
懐かしかったわ。みんな元気そうで良かったわ。
デニーは調子どう?
わたし、あなたのこと忘れたことはないわ。
あなたからもらったヘアーバンド毎日使っているわよ。
なんだかデニーと一緒にいるみたいで心強いの。
だから頑張れそうな気がする。
また、ハガキ頂戴ね。わたしからも必ずハガキ出すわ。
待ってるね。
See you again!
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100年前のハガキです。
当時は携帯メールなんぞありませんので手紙でのやりとりでした。
だから、ポストをのぞいて手紙が来ているか待ち遠しいものでした。
手紙やハガキでのやり取りだったのでお互いがワクワクしていたのでしょう。
遠距離恋愛がうまくいったかどうかはわかりませんが。
今は便利になりましたが、かえって人間味にあるお付き合いがしにくくなったような気がしますね。
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