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(有)遠藤測量設計事務所の「人生は上々だ!」

静岡県内で土木測量設計にたずさわる技術者のブログ

ZX-10

2013-12-04 23:53:24 | オートバイ

久々にオートバイネタでも・・・
ボクが最近(6年前)まで乗っていたビックバイク
「kawasaki ZX-10」です。


(1988年 - 1989年の短命なモデル・・・すぐZZR-1100にバトンタッチ)


ZX-10は、
カワサキ重工の水冷エンジンを搭載したフラッグシップモデルとして、
GPZ900R、GPZ1000RXに次いで3代目となる、当時、最速バイクで、
最高時速は270km/hでした。

  
(300キロメーターは伊達じゃない!ホントにスゴインデスから!)

エンジンは、
GPZ1000RXベースの997cc水冷DOHC4バルブ並列4気筒エンジン。
馬力は137PS/10000rpm
※1000ccでここまで回るエンジンは自殺バイクです

この前歴のビックバイクが古いカワサキの「KZ1000-MK2」だったので、
その
あまりのレスポンス、加速、乗りやすさの違いや、「最高速の早さ」にビックリしたものでした。

このバイクとの出会いは「オークション」でした(笑)
正直、
GPZ900R(ニンジャ)が欲しかったんですが高くて落札できずに断念・・・
そこで、
「直線番長」の異名をとる、一回り大柄な、格安カワサキのZX-10に狙いを絞り、
京都発「走行20,000キロ、車検2年付きー25万円」で競り勝ち落札!
(それまで持ってたモンキーとFTR223を売却して金作ったっけなー(笑)


(ボクのお気に入りの赤ZX-10です。かなりキレイでしたよ。
  マフラーは「バンス・ハインズ」っていう集合管で野太い音で気に入ってました)

で、
京都まで取りに行き、帰りの高速で人生発の240km/h!(おまわりさんに怒られちゃうな)
※ドカティ900は220km/hでギブアップ、Z1000はビリビリ振動で180km/hで断念

ホント、スゴカッタですよ。
帰り(深夜)のトンネルで、120km/hからアクセル全開にすると、
エンジンが「ウオオオオォォォォー!!!!」って吠えて一気に吹け上がり、
リアタイヤが左右にブレて、2秒くらいで200km/hに到達!
さらに、
スピードメーターなのかタコメータなのかわからないくらいに加速してきましたから・・・
ウソじゃなイッス(笑)

もう視点なんて「のぞき部屋の穴」くらいしかありませんでしたね~(笑)

で、
3番目(娘)が生まれるのを機に、現在の「スーパーカブ90」に・・・OTL
(なんと907ccの大幅ダウン・・・これが原因で急に老けたかも・・・(笑)

人生、後半戦、
次はいよいよハーレーです!(いつ?)


あのバイクをもういちど・・・

2013-10-29 22:26:07 | オートバイ

懐かしの写真シリーズ!


(昭和64年ころの写真でしょうか・・・懐かしいなー)
KH250(ボク)とZ400GP(弟)です。そして、奥に見える「Hi」(スクーター)

このKHを買ってすぐ限定解除しちゃったので
短命だったなー、KH・・・
で、
そのKHを下取りにして90万で買った
ドカティ900MHR(マイク・ヘイルウッド・レプリカ)


北海道からの帰り(函館駅から)の寝台特急「モト・トレイン」での1ショット。

この後、
ドカティはカワサキの「W3」に代わり、
そしてさらにカワサキの「Z1000MK2」に代わっていくんですね・・・


(このときW3とMK2の2台を所有してました・・・
        真ん中のMK2と左の友人がまたがっているW3がそれ。
                       一番右のクロの後期型MK2は友人のです)

あーあ、なんで手放しちゃったのかな~・・・
超バカだっけなー、オレ・・・

「後悔、先に立たず」とのはまさにこのことです・・・


マイナーバイク(試験車編)

2013-09-20 22:57:14 | オートバイ

オートバイにも「モテる」「モテない」があり、
黄色い声援を浴びて表舞台でライトを浴びるオートバイもあれば
日の目を見ずにひっそりと消えていくオートバイもあります。
後者は、俗にいう「マイナーバイク」です・・・

マイナーバイクの代表といえば、
「試験場にある試験車」ではないでしょうか・・・

ボクの時代では、限定解除試験車のFZX750と、
CBX750(ホライゾン)ですね。


(FZX750です、V-MAXに似てるようでまったく違う、開発コンセプト不明バイク)

ボクは、限定解除試験車としてコレを選択しておりました。
(もう1台の選択肢は次のホライゾン・・・)
ヤマハが得意な繊細エンジンで、5バルブのジェネシスとかいう高性能エンジンを搭載。
でも、
波状路やってるとラジエターファンがフンフン回って
エンストする・・・(これで無情にも減点・・・)
ホント、
蹴り入れたくなるバイクNO.1でした(笑)


そして、もう一台の選択肢はコレ。


(CBX750ホライゾンです、CBXの称号がつけられていたなんて・・・知らなかった・・・)

乗りやすそうだ・・・
でも、なんかコレ、
試験車として選択しなかったなー、なんでだろ?
ダセーからか?

ま、
共通点は「試験場以外で乗っているヒト、見たことねー」
「とにかくダセー」
ってとこでしょうか(笑)

わざわざ苦労して限定解除して、なんで750の「試験車」を買うのか・・・
そんなヤツの気が知れねーぜ(笑)

でも、
いまとなってはこういう都合のいいバイク、「ちょっとほしいかも・・・」です(笑)






CBX1000

2013-09-10 23:07:51 | オートバイ

このバイク、すごいですねー




戦闘機をイメージして開発されたCBX1000です。
当時はものすごい威光を放っていたバイクです。

1000ccで6気筒4バルブ
1気筒あたり1000÷6=166cc余り4か・・・(最近、暗算できねーなー)



でも、ボクとしては
エンジン でか過ぎで、ちょっとカッチョワリー幻の名車CBX1000


昔、先輩が乗っていましたが、オーバーヒートがひどかったなー、
渋滞はまるとすぐに油温が100℃を超えるので、
しょっちゅうオイル交換していましたね~
バルブもカタカタ鳴ってたし・・・

先輩曰く、
「エンジン壊れても、直してくれるヒトいねーンだよな」
って言ってすぐに売却・・・

中高年のあこがれCBX1000、永遠なれ・・・

ボクの通勤快速

2013-09-05 23:05:08 | オートバイ

ボクの通勤快速 カブ90 (3速キャブレター車)
新車で買って、もうすぐ6年3万キロ・・・


(ボクの愛車・・・大事に、キレイに、整備もこまめにやってますよ)



でも、ホント、よく走りますよ!
幹線道路バイパスもなんのその!80km/hは余裕でOK
しかもこれで燃費50km/L!!!うそじゃありませんよ、ホントなんです!

ハイブリットなんて目じゃねー!燃費は間違いなく「世界1」でしょう!
さすが世界のHONDAです!

※ノーマル風ですが、ちょこちょこファインチューンしてます・・・
 ・ プレスカブ化(大型カゴに明るい大型サブライト)
 ・ ドライブ・スプロケット(1丁あげてハイギアード化・・・
       高速でもエンジン回転が低くなりますが、発進がトロくなります)
 ・ 完璧なアーシング(電気系統の安定化)
 ・ 太チェーン化(チェーンケースに入るぎりぎりの太さ)
 ・ タイヤは前後ピレリに、タフ・アップチューブ(強化チューブね)
 ・ 燃料はハイオク
 ・ オイルはハイグレード(全合成油)1000km毎交換


ドカティ MHR900

2013-04-21 23:50:16 | オートバイ

僕は、自動二輪大型免許(限定解除)を取得してからすぐ、
無謀にも、「ドカティ」を購入しちゃいました。
「なぜ?」って、みんなに聞かれましたが、
オートバイ展示場で一目惚れしちゃったからです。

  

そのドカティとは、
マイク・ヘイルウッド・レプリカ (Mike Hailwood Replica)
通称、「900MHR」と略称される、フルカウルのレーサーレプリカでした。


(僕のはこのタイプ、2シリンダーで860cc、1984年製のキック最終ものでした)

ところで、
「DUCATI(ドカティ)」は、1926年創業の、イタリアを代表するオートバイメーカーです。
現在は、アウディの傘下らしいです(2012年より)
詳しくは、
このへんは得意のウィキペディアで勉強願います・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%A3

ドカティといえば、
「カフェレーサー」とよばれたクラシカルなスタイルの
「750SS」や「900SS」が有名ですね。
  
(ロケットカウルと呼ばれたカウルが特徴ですね)(時計のようなクラシカルでおしゃれなメーター)


ドカティの特徴を以下に記す。
 ・ Lツイン
   90度V型2気筒エンジンで、前バンクシリンダーをぎりぎりまで
   前輪に近付けエンジンの搭載箇所を低くしてL型にしたエンジンです。
 ・ デスモドロミック
   強制バルブ開閉システムで、高回転時の「バルブサージング」や
   「バルブジャンプ」を防ぐ方式。
 ・ ベベルギア駆動
   カムチェーンのかわりに、ギア(べベルギア)でオーバーヘッド・カムシャフトを
   まわしている。現在の「カワサキWシリーズ」や、以前あったHONDAの
   「カムギアトレーン」と同じ理屈です。

   
 
そのほか、MHR900では、純正で 
ハンドルは「トマゼリ」、マフラーは「コンチ」、サス(ショック)は「マルゾッキ」、
ブレーキは「ブレンボ」で、高級パーツの結集バイクでした(笑)
また、カウルはFRP製、メーターは「日本電装」(MHR)でした。

なお、
当時はこのロケットカウルとコンチマフラーは、
純正のくせに車検に対応しておらず、
車検時には取っ払っていました。
そのほか
ライトの光軸なんかも車検に不適合でした(笑)
金食い虫で、メンドクセーヤツでした(笑)


さて、
現車に乗っていたものとして、MHR900のインプレッションを・・・
 ・ レーサーのくせにデカクて重い、とりまわしがツライ
 ・ ライディングポジションが超キツイ、サスが硬い
 ・ キックはちゃんと「上死点」を探して「一気に踏み込む!」ないと、
   強烈な「ケッチン」を食らう(恐怖でした)
   ※「ケッチン」とは、ピストンが逆回転し「キック」が押し戻される現象です・・・
 ・ ハンドルがちょっとしかステア(切れない)ので、タチゴケしやすい
 ・ 加速すると、でかい石がゴロゴロおなかの下で転がっている感じがした
 ・ 時速200km/hを超すと、カウルが左右に揺れだす
 ・ 自転車の変速5段のようにスプロケットが小さいので、
   ハイギアで発進がのろく、原付に負ける
とまあ、
「とにかく乗りにくかった」という印象が強いですね・・・・

でも、目立ち度は超バツグンでした!!(笑)

結局、
あまりの乗りにくさに2年ほど乗って、
「カワサキ650RS(W3)」の下取りで「ドナドナ」されていきました・・・

いま想えば、
「実にもったいないことをした!!!」
の一言に尽きます!!



ジム・グースのKZ1000

2013-04-14 23:42:12 | オートバイ

伝説の映画「マッドマックス」
ジム・グースのKZ1000です。







シーン中、シフトギアを2つあげて、ひとつ下げた瞬間にエンジンがかかる・・・・
当時は子供ながら、この動作がものすごく気になりました


http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Ovhw-E9gRfU

この音といい、スタイルといい、超カッコエエ―!!!


ハーレーダビッドソン

2013-03-24 23:53:38 | オートバイ

春めいて暖かくなってくるとでてくる虫のように、
一斉に沸いてでてくるものがあります。
そう、
それは「バイク隊」です(笑)

かつては僕もそのひとりでした。
(いまは通勤快速のカブ90なのでバイクでなく「原付」ですが・・・)

最近は、とくに「ハーレー隊」が多いですね・・・ウラヤマシイ・・・
若僧から年配まで、883から1580まで、スポーツタイプからFL系のツーリングまで・・・
「みんな借金して買ったのかなー、あんなガキ野郎までハーレーに・・・」
などとつぶやきつつ、ハーレー屋の前をジッと見つめながら通過します。

そこで今夜は、
ハーレーダビッドソンとその魅力について・・・


(ターミネーターのハーレーは1340ccのエボリューションヘッド、ファットボーイです)

僕は若僧のころ、
「ハーレー」の、その良さや魅力がまったく理解できませんでした。
「でかいくせに遅いし、なんせジジクセ―や!かっちょわりー!」
そしてハーレーといえば
「警察のニセモノみたいなパトライトつけたサイドカー爺さん」な第一印象。
また違ったイメージでは、
「チョッパーで、大股広げて、バンザイして、なにがカッコイイの?」
でした。


  (キャプテンアメリカ号はハーレーと自由の象徴です)

しかし・・・
時が経ち、いろいろなオートバイを知り経験すると、そのイメージは一新します。
豪快で大きな空冷OHV、Vツインエンジンは、1900年初期のハーレー操業以来
ブレずにいまも変わっていません(Vロッドは除く)。
また、OHVビックツインエンジンのほかにも、
クランクから軸力を取り出してプライマリー(2次)チェーンで
ギアボックス・後輪へ駆動力を伝えるマドロッコシイ、クラシックな仕組みなど、いまなお健在です。
そう、ハーレーは、
進化しつつも、古くからの伝統、鼓動、スタイル、そして「造形美」を守り抜いています。

しかも、時代遅れなOHV「それ一本」で、
世界でこれだけ絶大な支持を得てバイク界に君臨しているメーカーは
ハーレーだけでしょう!
(このへんのウンチクは、いつものウィキペディアで各自、復習願います。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%B3

ここで、ハーレーの進化を観ていきましょう。
http://www.virginharley.com/harley-guide/study/history/02.htm

①1930年~フラットヘッド(サイドバルブ)



②1936年~ナックルヘッド(げんこつ型ヘッド)


③1948年~パンヘッド(鍋型ヘッド)
                         (キャプテンアメリカ号はこれです)

④1966年~ショベルヘッド(スコップ型ヘッド)

(オイル漏れやらなにやら、性能面で問題ありました)

2キャブレターで突き出たエアクリーナーが戦闘的な、
ダートトラッカーやレーサーとして活躍したXR(ショベル系)は
唯一、ジジいな加齢臭くなくカッコよかったですねー。


⑤1985年~エボリューションヘッド(ブロックヘッド)

(ここから現代なエンジンに進化していきます・・・新旧の境目です)
(「ホントの3拍子はここまで・・・」というヒトもいます)

⑥1988年~現在 
ツインカム88、96(1450cc~1580cc)
(最新のエンジンで、インジェクション化や1580cc化)
形はそのままに、環境問題などを考慮した、最新の現代ハーレーです。

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さて、
ハーレーといえば
ゾッキー顔負けの轟音を立てながら、千鳥配置で走る
「ハーレー軍団」ではないでしょうか。
(たまにニセ警察官風のサイドカー隊もいますが・・・(笑)

ツーリングにいって、コンビニ休憩のたびに
自慢のハーレーを眺めてうっとりし、仲間と自慢しあう・・・


ハーレーライダーは大抵、
自分の趣味であるハーレーを共通点として
ハーレーネットワークを持っているケースが多いですね(笑)

そこで見つけました(笑)
清水で活動する、ハーレーコミュニティーをご紹介します。

http://www.facebook.com/garagewonderland
(GarageWonderland(ガレージワンダーランド) 

ハーレーライダーをゲストに呼んでハーレーの魅力を語るなど、
販売店のネットワークだけではできない、
ハーレーネットワークを広げるにはもってこいなサイトかと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=CuqHdxL4ZSg&feature=player_embedded
(あれ・・・どこかでみたことあるようなヒトが・・・(笑)

僕も技術士ハーレーライダーになったら、
また温泉・焚火なキャンプツーリングに行きます!!!
それが近々の目標です!
もちろん、
ハーレーは、最大ビックな1580ccです!!

彼のオートバイ・彼女の島

2013-03-09 18:54:05 | オートバイ

1980年に「角川文庫」で発刊された、片岡義男のオートバイ小説です。

  
(主演は竹内力と原田貴和子です)    (教習所用ブーツがダサいですね(笑)

ストーリーは、
音楽大学に通い、オートバイ(カワサキの650RS-W3)に乗り、
アルバイトでプレスライダーをしている主人公と、瀬戸内出身の女性が、
初夏の信州、温泉で知り合う
オートバイをはさんだ恋の物語です。


(長野の山中で出逢うんですが、貴和子はそこまでどうやってきたのか、不思議である(笑)

その後、
1986年に大林宣彦を監督として映画化され・・・
(このへんは得意のウィキペディアで復習願います・・・)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%BC%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%BB%E5%BD%BC%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%B3%B6

ウンチクはともかく、
このクサイ映画のどこがいいのか・・・
2つあります・・・

まず1つ目、
それはズバリ、登場人物すべてが惚れこんでしまう、
バーチカルツインのこのバイク(W3)がとてもとても素敵でした!
そして、
このバイクで、自由きままに長野や瀬戸内海などを旅する姿がすごくうらやましかった!!
(結局この後、僕もドカティ900を売って、W3を購入しちゃうんですけどね・・・)

  
(特有のクランク、Wの刻印が特徴です)        

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=bE78KK2UgmA
(映画のオープニングです。W3の音、原田貴和子の歌も相まって素敵です!)

W3は、624cc、OHVバーチカルツイン(180°クランク)2気筒で、
ピストン2つが同じ運動をします。
(右ピストンが上死点なら左ピストンも上死点ということ)
単気筒エンジンのようなものですが、点火・爆発は左右交互・・・
国産バイクではいまでも珍しい「ドライサンプ潤滑」という、
マニアックで、風変わりなエンジンでした。
(650W1やイギリスのノートン、トライアンフもおなじ)

だから、
振動はすごいですが、音(OHVのメカニカル音や排気音)はピカイチで、
キャプトンマフラーも相まって、小振りながら、とっても迫力がありました。

さて、
バイクの話はさておき、
この物語(映画)の魅力・・・

2つ目、
それはズバリ、素敵な「女の子との出逢い」です!!(笑)
こんな出逢い、あるわけねーのに、本気で、ものすごく信じました(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=d4A5XGMDn9E&feature=player_embedded
(クサイセリフはおいといて、この恋のストーリー、しばらくお楽しみください(笑)

ちなみに、
温泉シーンは群馬県みなかみ町の「法師温泉 長寿館」の混浴大浴場です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E5%B8%AB%E6%B8%A9%E6%B3%89


ツーリングで、ぜひ行ってみてください・・・貴和子はいませんが(笑)
(雰囲気を味わいたいなら、伊豆の先端、金谷旅館の千人風呂が近いですかね?)

「バイクに乗って旅すれば、オレもこんな素敵な女の子といつか出逢えるはず…」
そんな気にさせてくれました(笑)

素敵な出逢いを求めて、主人公「コオ」のように、このW3で走りました!
キャンプ道具満載で、北海道をはじめ、四国、長野、東北・・・
映画とおなじ、すべて野営(テント)で温泉です・・・

  
(高知県宿毛のフェリー乗り場です)    (のちに、タンクをW1SA用にかえましたねー) 

でも実際、
人生で、こんな素敵なラブストーリー、一度もありませんでした・・・
正直、女の子から声かけられたことなど1度もありませんでした・・・ホント(悲)

声かけてくるのはいつもドライブインのワンカップが似合う、トラックのオヤジばかり・・・

「カミナリ族」だったであろうゴツイ不良オッサンばかりでした・・・(悲)

「兄ちゃん!若けーのに、よく知ってるなーこのバイク!オレが若けーころは・・・」
ってしゃがれた声で・・・
(カワサキのKHんときもそうだったなー)

ps・・・
原田知世のネーちゃんの原田貴和子、「理想の彼女」として、とっても素敵でした・・・


コオ役の竹内力、「理想の彼」として、このころは好青年で、とっても素敵でした・・・



竹内力・・・福山雅治に似てる・・・なんであんななっちゃったのか・・・




いまも不思議でなりません・・・


THE LOVELESS

2013-02-06 20:23:57 | オートバイ

1984年に公開されたアメリカ映画「THE LOVELESS」。
悪人面で有名なウイリアム・デフォー主演作品です。




ストーリーは、あの名画「イージー・ライダー」に似ています。
(僕はそう思ったな―)

リーダーのビンス(ウイリアム・デフォー)率いるハーレー不良集団は、
デイトナにレースを観に行く途中、仲間のハーレーのプライマリーチェーンが切れてしまう。
そして、修理のため
「アメリカングラフティ」な雰囲気漂う小さな町に立ち寄る。
そこは平和な田舎の、世間と隔離された、ものすごく退屈な街だった・・・





http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=PGXLAnUrZkc

簡単にいえば、ただの「通りすがり」の不良の映画・・・
退屈な街で「暴れるだけ暴れて街を出て行く」という映画です。
それ以外、これといった中身はありません。

それゆえ、ウチの嫁さんと観るのは不可能な映画です。

だけど・・・

とにかくスタイルがカッコいいんです!!!
パンヘッドのハーレー、リーゼント、ライダースジャケット・・・
「イージー・ライダー」同様、
作品のいいたいことはよくわからないが
ハーレー野郎やバイカーなど、知る人ぞ知る、
非常にマニアックなカッコいい名画なんです!





中身はありませんが、その「スタイル」にみんな影響を受けています。

講談社『週刊ヤングマガジン』に連載されたバイク人間の漫画
『バイクメ~ン』で、とくに作中の「ドトキン」は
ラブレスの出演キャラクターそのままです。



東本昌平の伝説のバイク漫画『キリン』です。
「キリン」の永遠のテーマである
「バイクとクルマはどっちが速いんだ?!!」を、
この作品中シーンで説いています。
で、ハーレーとアメ車がゼロヨンするシーンがあることから
キリンで掲載されたと思われます。



ちなみに、
ウイリアム・デフォーはこの後、
同じようなスタイルで、名作「ストリート・オブ・ファイヤー」に出演します。
(またここでもカッコいいハーレーが出てくるんだよなー!)

さて、
この映画では、
オープニングのシーンが印象深いですね。
そのシーンとは・・・

早朝なんでしょうか、ちょっと寒々したシーンです。
アメリカによくある直線の、長―いロードの道端で、
ウイリアム・デフォーがハーレーの横で、リーゼントにクシを入れています。
そのクシをライダースのポケットにそのまま入れてライダースを引き締め
そして、
意外にかっこ悪くキックを蹴り、ヘッピリ腰でハーレーを出発させます。


http://www.youtube.com/watch?v=ZikmY8NSST8&feature=player_embedded

「なんかこのシュチュエーションよくわからないが、カッコエエー!!」

その後は、不良仲間と合流し、
退屈な街で退屈を持て余して暴走するストーリーなんですが、
なんせ、作中の古きアメリカの田舎の雰囲気が伝わってきていいですよ!