僕の趣味のひとつに「釣り」があります。
フィールドは「川・渓流」や「海」「湖」、
手法は、「餌釣り」や「ルアー釣り」、はたまた「釣り堀でフナ」など、なんでもやります。
そのなかで、最高にオモシロイ釣りがあります。
それが
「フライフィッシング」です。

http://www.youtube.com/watch?v=gnz7BQ7lxJQ&feature=player_detailpage
フライフィッシングといえばブラッドピットの出世作「リバー・ランズ・スルー・イット」ですね
フライフィッシングは「毛ばり」を使って釣る釣りで、
重さのない針を遠くに飛ばすために
あのムチのような軌道を描く、カラフルな「フライライン」を使います。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=uu-RxCqop98
(映画中では「シャドーキャスティング」といってキャストシーンが登場します)
毛ばりには、水面に落ちた昆虫に見立てた「ドライフライ」のほか、
(川虫などの)水生昆虫に見立てた水中を漂う(サスペンド)な「ニンフ」、
ルアーと同じく、小魚に見立てて沈めて泳がす「ゾンカー」などフライもあります。
(カディス(蛾)やモスキート(蚊)はドライフライの必須パターンです)
(ニンフは水中で羽化するときの水生昆虫がモデルです)

(ゾンカーなどはルアー同様、小魚をモデルにしてます。羽ゆえ、よりリアルな動きをして魚を誘います)
ちなみに僕は、これらのフライ(毛ばり)を、すべて自作しています(自慢)。
ところで、
毛ばり釣りにはフライのほか「テンカラ」がありますが、
テンカラは餌の代わりに「毛鉤」をつける渓流釣りで、日本古来のものです。
(フライフィッシングは英国が発祥地です)
さて、前置きはそのへんにして、
フライフィッシングのなにがオモシロイのか・・・
それはズバリ、「釣れる(掛かる)瞬間が見える!」サイトフィッシングであり、
かなりエキサイティングだからです!(笑)
(実際のシーンです。流れる毛ばりにピシッ!と魚がヒットするシーンに注目!)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=euIa-pa4nIQ
魚は、水面に落ちた昆虫や羽虫、ときにはトンボ、セミなどをジャンプして捕食します。
またあるときは、水生昆虫の一斉羽化を待って水面を見上げて捕食をします。
すると、水面には雨のような波紋が無数に発生します。
これを釣人は「ライズ」と呼んでいます。
http://www.youtube.com/watch?v=XdOSWwRA2Nk&feature=player_embedded
このときの「釣り人」の興奮といったら・・・相当なものです(笑)
とにかく「焦ります!」「手が震えます!」「血圧が上昇します」「目が点になります!」・・・etc
僕の場合、フライフィッシングは
「湖」から入りました。
わが静岡県から近く、釣れる「湖」といえば、神奈川県箱根の「芦ノ湖」でしょう。
とにかく夢中で通いました、高速道路ぶっ飛ばして通いました!

(こちらは芦ノ湖ではなく北海道の支笏湖での懐かしい写真です)
陸ッパリで、ワカサギパターンのフライで、ニジマス、ブラウントラウトを釣ました。
なかには50cmクラスのものも釣りました(笑)

(ニジマスはフライに豪快にアタックしてきます!)
とにかく、この当時は、バイクもクルマも置いといて、
「とにかくフライフィッシングに行く!」な毎日でした。
ものすごく夢中になりました。おもしろかったですねー!
しばらくすると「湖」のフライフィッシングもマンネリ化し、
今度は「渓流」の「ドライフライ」によるフライフィッシングに目が向きました(笑)

左から(道東の有名な川、西別川にて) (北海道の千歳川で)
北海道での懐かしい写真から・・・
わが静岡県や近隣県には渓流も多く、
県内渓流では大井川水系(接阻峡)や安倍川水系(梅が島)、藁科川水系、富士川水系(早川)、
西部では「ヤマンバ」で有名な水窪町の気田川上流域など、
夜でて、日の出とともに渓流に繰り出し釣りだす毎日(いやいや、休日)でした。
独身時代は、とにかく夢中で「渓流」に通いました、深夜の道路ぶっ飛ばして通いました!
渓流雑誌を読みあさり、目星をつけて、他県でも、どこへでもいきました!(笑)
そうこうしているうちに、北海道へ移住・・・
まさに、日本の「モンタナ」、気分はもう「リバー・ランズ・スルー・イット」の
ブラット・ピットでした(笑)
やはり日本のモンタナ北海道は渓流釣りの本場です。
「熊出没注意!」の危険をかえりみず、突き進む上流域はまさに「桃源郷」、
天然の「岩魚」や「アメマス」が入れ食いのときもありました(笑)
映画中のサイズのマスも夢ではありませんでした(笑)

(左より、ヤマメ、岩魚、アメマスです。アメマスは岩魚の降海型で、白斑点、大型化します)
そうこうしているうちに、(有)西岡測量へ・・・
道内のいたるところに出張生活・・・
現場が終わると「渓流」「湖」 へ・・・マスを釣っては旅館で食す毎日・・・(笑)
最高にたのしかったですね!

(現場のあとはいつもこんな感じで渓流にくりだしていました)
そんなこんなで、「釣り」はいつでも最高の興奮をあたえてくれる趣味の王様なんです!
趣味の「永久欠番」(?)なんです(I LOVE 釣り、OK)
そして、釣りの魅力、
特に、「渓流」の魅力には、
美しい渓の自然、青と新緑の景色が素晴らしいです!

その写真を撮ることも、僕のひとつの趣味となっています。
子供らがもう少しおおきくなったら、
「リバー・ランズ・スルー・イット」の親子のように、
フライでマス釣り・・・そう遠くない夢です!