僕は、自動二輪大型免許(限定解除)を取得してからすぐ、
無謀にも、「ドカティ」を購入しちゃいました。
「なぜ?」って、みんなに聞かれましたが、
オートバイ展示場で一目惚れしちゃったからです。


そのドカティとは、
マイク・ヘイルウッド・レプリカ (Mike Hailwood Replica)
通称、「900MHR」と略称される、フルカウルのレーサーレプリカでした。

(僕のはこのタイプ、2シリンダーで860cc、1984年製のキック最終ものでした)
ところで、
「DUCATI(ドカティ)」は、1926年創業の、イタリアを代表するオートバイメーカーです。
現在は、アウディの傘下らしいです(2012年より)
詳しくは、
このへんは得意のウィキペディアで勉強願います・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%A3
ドカティといえば、
「カフェレーサー」とよばれたクラシカルなスタイルの
「750SS」や「900SS」が有名ですね。


(ロケットカウルと呼ばれたカウルが特徴ですね)(時計のようなクラシカルでおしゃれなメーター)
ドカティの特徴を以下に記す。
・ Lツイン
90度V型2気筒エンジンで、前バンクシリンダーをぎりぎりまで
前輪に近付けエンジンの搭載箇所を低くしてL型にしたエンジンです。
・ デスモドロミック
強制バルブ開閉システムで、高回転時の「バルブサージング」や
「バルブジャンプ」を防ぐ方式。
・ ベベルギア駆動
カムチェーンのかわりに、ギア(べベルギア)でオーバーヘッド・カムシャフトを
まわしている。現在の「カワサキWシリーズ」や、以前あったHONDAの
「カムギアトレーン」と同じ理屈です。


そのほか、MHR900では、純正で
ハンドルは「トマゼリ」、マフラーは「コンチ」、サス(ショック)は「マルゾッキ」、
ブレーキは「ブレンボ」で、高級パーツの結集バイクでした(笑)
また、カウルはFRP製、メーターは「日本電装」(MHR)でした。
なお、
当時はこのロケットカウルとコンチマフラーは、
純正のくせに車検に対応しておらず、
車検時には取っ払っていました。
そのほか
ライトの光軸なんかも車検に不適合でした(笑)
金食い虫で、メンドクセーヤツでした(笑)
さて、
現車に乗っていたものとして、MHR900のインプレッションを・・・
・ レーサーのくせにデカクて重い、とりまわしがツライ
・ ライディングポジションが超キツイ、サスが硬い
・ キックはちゃんと「上死点」を探して「一気に踏み込む!」ないと、
強烈な「ケッチン」を食らう(恐怖でした)
※「ケッチン」とは、ピストンが逆回転し「キック」が押し戻される現象です・・・
・ ハンドルがちょっとしかステア(切れない)ので、タチゴケしやすい
・ 加速すると、でかい石がゴロゴロおなかの下で転がっている感じがした
・ 時速200km/hを超すと、カウルが左右に揺れだす
・ 自転車の変速5段のようにスプロケットが小さいので、
ハイギアで発進がのろく、原付に負ける
とまあ、
「とにかく乗りにくかった」という印象が強いですね・・・・
でも、目立ち度は超バツグンでした!!(笑)
結局、
あまりの乗りにくさに2年ほど乗って、
「カワサキ650RS(W3)」の下取りで「ドナドナ」されていきました・・・
いま想えば、
「実にもったいないことをした!!!」
の一言に尽きます!!
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