田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

花ざかりの石橋文化センター

2021年04月17日 | 季節の花巡り

 石橋文化センターのエントランスにある彫刻「緑のリズム」が花で囲まれています。

 いまの季節、文化センターの花壇はチューリップがメインになります。

 美術館では先日まで「髙島野十郎展」があっていました。今日から「萩尾望都 ポーの一族展」が開催されます。「ポーの一族」は宝塚歌劇の演目にもなっていて、舞台衣装や小道具なども展示されます。私は少女漫画を読んだことはありませんが、その世界ではカリスマ的な人だそうです。私と同年代と聞いてちょっと驚きです。

 園内をぶらぶらと歩きます。菖蒲池のテラスデッキです。

 毎年5月から6月の初めにかけて、池は花菖蒲で彩られます。

 左の建物は石橋正二郎記念館。向こうは図書館。文化センターは今年、開園65周年を迎えました。バラはこのセンターのシンボルフラワーですが、50周年のころから四季折々の花壇が整備されてきました。

 図書館は以前は体育館でした。

 ハナミズキが見頃を迎えようとしていました。この小屋の一角に、大宰府名物の梅ヶ枝餅の店があります。梅ヶ枝餅は商標登録されているので勝手には使えません。ここに入っているのは、太宰府天満宮境内に店を出している松島茶店です。この店はずいぶん前からここで梅ヶ枝餅を焼いています。店を開けるのは週末だけで、夏場はお休みです。

 開園当初はこのあたりに野外音楽堂がありました。石橋文化センターはほとんどの施設が更新されていて、昔の面影をとどめているのはペリカン噴水だけです。

 美術館の方を振り返ります。

 公園の奥へまわります。小さな睡蓮の池。

 坂本繁二郎アトリエ。このあたりは人影も少なく静かです。

 つばき園の椿もそろそろ終わりです

 ひと回りして戻ってきました。左手は芝生の丘。

 丘に行く花の小道です。

 

 小道から見た美術館。

 いまはチューリップにもいろいろな品種がありますね。

 

 正面の楽水亭にはショップとカフェが入っています。着物姿が見えますが、この辺りはプロカメラマンの撮影スポットになっています。ここで鯉の餌やりをするのが子ども達の遊びの定番ですが、今日はいつもは隣の菖蒲池にいる白鳥が餌をもらっています。

 この日は図書館に用事があって来たのでした。月に数回は利用しています。

 私が本に親しみ始めたのは小学4年生からです。新学期にあわせて学校に新しい体育館が建設され、1階は職員室と図書室でした。ところが団塊の世代の悲しさで教室が不足していて、図書室だった部屋が私たちの代用教室になりました。教室内の周りは作り付けの低い本棚になっており、おまけに棚にはいろんな本が並んでいました。(このところは記憶があいまいなのですが、棚から大きな本を手に取って読んでいた憶えがあります)

 そのこともあって、中学校に入ってからは学校図書室の常連になりました。大きな教室一杯に並んだ書棚と本の背表紙を見るのが刺激的でよく通ったものです。最初のころはピラミッド発掘の探検物語などノンフィクションばかり読んでいました。結果的には代用教室での経験が本好きな私をつくりました。 

 帰る前にもう一度、「緑のリズム」とチューリップ。

 文化センターではこれからバラの季節を迎えます。昨年はバラフェアが中止されましたが、今年はどうでしょうか。

 

 

 

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2 コメント

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緑のリズム」とチューリップ (tango)
2021-04-17 18:16:52
美しくて華やかで上品で素敵な雰囲気!!
素晴らしい~~♪♬
チューリップの種類も変わったのが見られますね?
ホッとする雰囲気(^^♪
落ち着きます
返信する
こんばんは (九州より)
2021-04-17 21:00:56
いまはチューリップもいろいろな品種がありますね。
総じて明るく華やかになりました。
文化センターはこれからバラの季節になります。
tango様好みの公園です。
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