goo blog サービス終了のお知らせ 

田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

作品を読む 作家を読む

2018年02月02日 | 読書・映画日記
 女優の高峰秀子は読書家であるが小説は読まなかった。養女の斎藤明美によると「自分が映画というʺうそʺの世界で仕事をしてきたせいか、作り物は好きになれない」と言っていた。彼女は自らの意思とは関係なく5歳から俳優の仕事をし、また養母の芸名である高峰秀子自身を演じてきた。彼女の生涯の望みは生の自分に戻り、普通の生活を送ることであった。  だから高峰が小説を好まなかったのはよく理解できる。しかし例外があ . . . 本文を読む
コメント (2)