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ken-1's work shop!!

"Suspend'n R" ただ今、レアレアオールジャンル飛び入りdayにてアドリブセッション楽しんでます!

現在のFXボード... その3 歪み編

2006-09-10 19:21:02 | music side equipment
またまたボードの続きです。
今度はお待ちかね?の歪み編(笑)。

VOX V810(MOD)
…オーバードライブ。高域が「ジャリ」っとなる、これぞVOXの歪みって感じで、全体的にはTS-9をより細かく上品にしたような印象。ただ、うっかりオペアンプを艶ありのJRC-4588に変更したため、ますますTS-9に近いサウンドになってしまったというね(笑)。
でもいろいろなオペアンプを試した時に、1番相性がよかったのが艶ありのJRCだったんですよね...。
結構、TS-9と比較してこっち(V810)を選ぶ人も多いとか。隠れた名品みたいですね。でもいつのまにか廃盤...。
最近、VOXから真空管入りのペダルが発売されてますが、気になってサウンドを比較したところ、V810とそんなに変わらなかったので、いくら真空管入りでもこの音ならいらんな、と購入を見送りました(笑)。
最近は主におとなしい曲のブースターとして使用してます。

BOSS SD-1(MOD)
…ず~っと使っているOD。もう15年以上は使ってますかね。正直、音がめちゃめちゃ気に入ってるというわけでもないんでけどね。音抜けも悪いし...。
ただ、やっぱり付き合い長いので、もはや自分の「基準」となってしまっているため手放せないという(笑)。
こいつは、ブースターとして使う時や、TS-9とブレンドして基本サウンドとして使う時もあります。基本的に私はODを単体で使用することは少ないです。
現在はオペアンプを交換し、ややサウンドがまろやかになってますが、なんという品番に変更したかは忘れてしまいました(笑)。JRC系ではなかったと思うんですが、今度機会があったら調べておきます。
このペダルを購入したきっかけは、私にギターを教えてくれた友人がSD-1を激褒めしてたことが頭に残っていたからなんですけど、実際に購入してから鳴らしてみると、どうも友人のサウンドと違う感じが...。
その時には友人はギターをやめて、SD-1も手放していたようなので比較できなかったんですよね。
なんとなく釈然としないまま使っていると、SD-1にも日本製と台湾製があり、サウンドが違っているとか。それがどうも自分が購入した時期に切り替わっているようなんですよね。
まさか?と思い背面を確認してみると、プリントしてあった文字は Made in TAIWAN.....。
...なるほどね(泣。
今後は内部の配線をべルデンのワイヤーに変更してみようかなって思ってます。これで音抜けがよくなると良いのですが...。

IBANEZ TS-9(MOD)
…これもド定番のODですよね(笑)。いわゆる普通のリシューものを中古で購入したんですが、購入当初は気に入って使ってたものの、だんだん使用していると物足りなくなってきて、いろんなODをブレンドして使ってました。
それでも最後にTS-9を持ってきていることから、基本的には好きなサウンドなんです。
TS-9といえば製作時期によってころころと形は変わるわ、肝心のサウンドも結構違うわで、幾多のギタリストを悩ましてくれてるペダルですが。私も当初は、そんなもん、エフェクターみたいな電気製品が製作時期で音が変わるもんか?...なーんて思っていたのです。
そんな時、オリジナルではないんですが、いわゆるパーツをオリジナルに近づけたモディファイモデルを弾く機会があったので、それを試した瞬間、今までの考えが間違っていたことに気がつきました。
もう、リシューものとは音が全然違います。
基本の音質は確かに近いんですけど、音の抜けとふくよかさが全然違う!!。
すっかりそのサウンドが気に入ってしまったので、パーツを変えてあのサウンドに成るのならと、思い切って自分でTS-9をMOD化することに。
取りあえず、オペアンプを艶ありのJRC-4588に、そして抵抗とダイオードとトランジスタを変更すると、かなり満足いくTS-9に生まれ変わりました。
そんなわけで、エフェクターをMODするきっかけを与えてくれたTS-9なんですが、オリジナルと比較してどうなのかは、オリジナルを持っていないのでなんとも言えませんが、これはこれで使えるサウンドニはなったと思います。それでもやっぱりブレンドして使ってるんですけどね(笑)。
これは音がいまいちとか言うんではなくて、よりオリジナリティのあるサウンドにしたいという意味合いが大きいんです。
TS-9にしてもSD-1にしても、そのエフェクターが持つ個性がきついんですね。それをすこしでも中和し、自分らしいサウンドに持っていくために、それぞれのエフェクトをブレンドするんです。
特にSD-1とのブレンドは私にとってフェイバリット。PUがハンバッキングの場合はBD-2と合わせるのも面白かったですね。
まぁブレンドしてるとはいえ、私のサウンドはたいがいTS-9を通っているんですが(笑)。
なんにしても、マイ・アンプ買えばそんなODをいくつも並べるというような面倒なこと、しなくてもいいんですけどね~。


BOSS OD-20
…これも以前紹介しましたね。BOSSだけでなく各社の歪みが多数モデリングされた、お買い得オーバードライブ/ディストーション。
まぁ、いろいろ入ってるので「音を楽しむ」という意味では非常に楽しいペダルです。
しかし、やはりある程度使い込んでくるとやっぱり不満な点が。
どうも音抜けが悪いですね。あきらかにこのペダルを通すと抜けが鈍ります。
他のエフェクトはかなり絞り込んで選んでますので、そんな中で「なんでもできまっせ」的なペダルでは「そこそこ」でしかなく、的をしぼったサウンドは出しにくいですね。ちょっと他のペダルの個性に埋もれてしまってます。
その中でまだ、ぼけずに使えるのがケンタウルスのモデリング。
現在、この音色のためだけにこのペダルをセットしています。
もしこの代わりになるクリーンなODを見つけたら、このペダルは外したいと考えています。でかいしね(笑)。

GUYATONE FLIP OD-X
…真空管入りのオーバードライブ。基本的にボスっぽいやや辛いサウンドが特徴なんですけど、やはり真空管入りなだけあって、辛くてもウォーム感がありますね。
ドライブを0にしてコントゥアーを上げ目にしてやると、全体のサウンドが非常にチューブっぽく暖かくなるんですよ。
これは本当に真空管が「効いてる」ペダルだと思います。
ジャズコを使っているのにチューブっぽいウォーム感が出せているのは、このペダルを隠し味に使っているのが効いてると思われます。
最近ではTS-9よりもこっちの方を最後に通すことが多くなってきてますね。
ただ、ドライブを0にしても、結構このペダルが持つ本来の辛さが残ってしまうので、そこのところがちょっとなんとかならないかと思うんですが...。
これがなくてウォーム感だけ取り出せれば最高なんですけどね。

…と、今回はこれまで。
次回はプリ・アンから空間系のインプレで、JC-120対策はひとまず終わりの予定です。

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