朝がまた来る

旧ブログ名「母のようになりたくないのに」です。
毒親、ママ友、育児、病気のこと…40代パート主婦が呟いています。

私の両親④

2020-11-13 23:31:59 | 毒親のこと

中学2年生の時、数学のテストで赤点を取ってしまったことがあります。

今後自分自身のことについてもブログで書いていきたいのですが、おそらく私は学習能力が“グレー”だと思います。

小学校1年生の時、「3+5」ができるのに「5+3」になると頭が真っ白になりました。

母に「なんでできないの!?」と怒鳴られ叩かれますが、なんでできないのか私自身が一番知りたくて、泣いて謝ることしかできませんでした。

その後も、面積や体積の計算はすぐ覚えられるのに、時速や時間の計算になるとまたつまずき…本当にこの世から算数がなくなればいいと思っていました。数字に対して恐怖しかなかったです。そのほかの学習でも得意不得意が両極端で、苦手な科目を学習するときは普通の人の倍以上時間をかけないと習得できませんでした。

赤点のテストをみた母は怒り狂い、私の部屋に入ると壁に貼っていたポスターや、私が描いた絵や作品、そして友達が私の誕生日に描いてくれたイラスト…それらを破り捨て、それでも気が収まらなかったのか机の引き出しを全部開け散らかして「こんなくだらないもの全部すてろ!!」と。

確かに赤点を取った私がいけません。でも、母に「勉強がわからない」と言うのが怖かった。怒鳴られたり、叩かれたりするのが怖かったんです。

中学入学前の春休み、母に「アルファベットを大文字も小文字も順番に完璧にかけるようにしなさい」と言われ、母の前で書いていると、間違うたびに菜箸で手を叩かれました。下手くそ!何回まちがうの!?違う!!ほらまた間違えた!

終わった頃には手の甲が腫れあがっていたのを覚えています。またあのような怖い思いをしたくなくて母に「勉強がわからない」と言えませんでした。

赤点をとった私は、母に勉強道具以外全て捨てられてしまいました。本当にゴミに出してしまったのです。

殺風景になってしまった部屋を見て、母を恨みましたが、勉強ができない自分を一番恨みました。

そして中学3年生。受験生です。

私は家から少し遠い(自転車で30分ほど)ところにある高校に新しくできた科(医療や福祉、保育関係が学べる)に行ってみたいと思っていました。そのことを母に話すと猛反対。

「自転車で30分!?ダメダメ!!バス通学もダメ!!そんな遠い学校なんて行く必要なし!!」

学んでみたい科目があるとこ、バス通学になっても定期代はアルバイトをするから、と言っても相変わらず私の気持ちは届きません。しまいには、

「新設されたばっかりの科なんてイジメられるよ!?」

なにかその高校に恨みでもあるのか!?と思うようなことまで言いました。

「家から一番近い高校にしなさい。それ以外はダメ。」

 

少し話は変わって…

当時、私の地元では9割近くの子が地元近隣の県立高校に入ります。

でも一応“滑り止め”として私立高校の受験もします。(ちから試し的な受験ですが)

母に滑り止めの件を話すと「そんなのやる必要なし!」とピシャリと言われました。

「もし希望する高校が落ちたらどうするの?」と母に聞くと

「二次試験なり、夜間高校にいけばいいじゃない」

志望校も滑り止めも受けさせてもらえない。私自身、自己評価は底辺だし、なにより母に否定されたり、批判されるのが怖い。

結局私は家からほど近い県立高校に推薦ではいりました。(一般で受験して落ちるのが怖かったからです。)

 

応援ボタンありがとうございますブログを始めて1週間近く…過去の自分と向き合うことができたのでとても気持ちが落ち着いた1週間でした。明日からの土日は子どもの習い事の送迎とPTAの仕事があります。両方とも肩の力を抜いてがんばります!!日曜は5時起き…( ^ω^)フゥ