ケメコ通信ブログ版Ⅲ

みなみ西陣のおっさんのひとりごと

過ちは繰返しませぬから

2005-08-07 06:49:00 | D‐ジェネ スペシャル
澤田です。

コイズミさんはもう、スベテがいやなんやろうなぁ。
外交も内政もなにをやってもうまくいかない。
だから何がなんでも解散したいんやろうなぁ。

今年7月26日、右翼なのかやくざなのか分からないけれど
27才の若者が金づちで広島の原爆慰霊碑の碑文を傷つけました。
「過ちを犯したのはアメリカで、慰霊碑の『過ち』という文言が気に入らなかった」

原爆慰霊碑は1952年、丹下健三の設計で建立された。
正面に「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と碑文が刻まれ、
御影石製のはにわ形の屋根が覆っている

「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」
誰の文章だろうと思って調べると当時広島大学教授の
雑賀忠義という古文の先生が考え自ら揮毫したものらしい。

主語は誰なのか?
過ちとは何ぞや?
過ちの定義は?

ぼくはやがて来る8月15日を「終戦記念日」と呼びません。
「敗戦記念日」です。敗戦です。
私たちの国は負けるべきして敗れたのです。

もともと間違った大東亜共栄圏なるプロパガンダのもと
侵略戦争を強引に推し進めてきた連中が推し進め
多くの命を奪い取り、地球を疲弊させた

終戦と言う曖昧模糊の言葉によって生き延びてきた連中が
現代の今でものうのうと生き延びている。
「歴史は勝者の記録だ。生き延びたものが
自分の血みどろの行動を都合のいいように書き換えたものだ」

広島市は趣旨を正確に伝える為に1983(昭和58)年11月3日、
日本語・英語の説明版を設置した。

「碑文はすべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り戦争という過ちを
再び繰り返さないことを誓う言葉である。

過去の悲しみに耐え憎しみを乗り越えて全人類の共存と繁栄を願い
真の世界平和の実現を祈念するヒロシマの心がここに刻まれている」 
と記されている。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「夜の賀茂川」です。

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