ケメコ通信ブログ版Ⅲ

みなみ西陣のおっさんのひとりごと

今までと異なるものを内に取り入れる!

2007-08-30 06:24:16 | D‐ジェネ スペシャル
「ニーズ」と「ウォンツ」の違いについて述べなさい!

いえ、いえ。
京産大のぼくの講座「営業力」の試験問題ではありません。
でも「ニーズ」と「ウォンツ」の違いはご存知かな?

「ニーズ」とは人が欠乏を感じている状態のことを言います。
「お腹が空いたなぁ」「喉が渇いたぁ」「暑いなぁ」
ひょっとすると「腰が痛い」とか「肩が回らない」っていうのもありますかね。

そんな食物、衣服、安全などへの生理的なニーズや
帰属、尊敬などの社会的ニーズ、
知識、自己表現などの個人的ニーズといった
人間の本質から生じるものを「ニーズ」と呼んでいます。

一方「ウォンツ」は人のニーズが具体化したものです。
「お腹が空いたから梅干の入ったおにぎりが食べたい」とか
「喉が渇いたからキンキンに冷えたビールを飲みたい」とか
「暑いからクーラーがガンガン効いた部屋にこもりたい」ってなります。

日本人はお腹が空いたから梅干おにぎりを欲しくなりますが
アメリカ人はマクドのメガマックかも知れませしステーキかも知れません
インド人はカレーライスかもしれません。

その人の民族や文化、個人の生活や性格に大いに左右されます。
「腰が痛い」とか「肩が回らない」とか解離性なんとかが「ニーズ」とすると
ドルゴルスレン・ダグワドルジという26歳のモンゴル人にとっては
彼の希望する「ウォンツ」は何だったんでしょう。

「ニーズ」と「ウォンツ」を満たす目的で市場に提供される
すべてのものを製品といいます。
製品には形のあるものだけではなくサービスやアイディアなども含まれます。

世界にはいろんな民族があり、いろんな文化があります。
生命と地球の長い係わり合いの歴史があり
今地球上に生きる66億人のそれぞれの人生と生活があります

「グローバリゼーション」というのは国際化と訳していいのでしょうか?
ぼくは「グローバリゼーション」ていうのは単なる海外に出て行くことでなく
誤解を恐れず敢えて言えば「異物を取り入れる」ことだと思っています。

「今までと異なるものを内に取り入れる」
今までの既存の生活の中にはなかったことを取り入れる。
ぼくはこれがグローバリゼーションと思っています。

外国人力士におんぶにだっこ状態で、何もしてこなかった
日本相撲協会のコワモテのシショー連中にとっては
一体どう思っているかを聞いてみたいですね。

ぼくは明日から礼文島へ行きます。
ぼくの60年間の生きてきた歴史の中で
また新しい出会いが生まれると思っています。

「今までと異なるものを内に取り入れる」
「日々是新鮮!日々是感動!」
ぼくは毎日が人生のグローバリゼーションと思っています。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「あの雲の向こうに!①~⑤」です。

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