「あー！今年も甲子園に来たなぁぁぁ！」

1年ぶりの甲子園は暑かったぁぁぁぁ！

行ってきましたよ！甲子園。
久しぶりの甲子園は、熱闘！甲子園でなくまさに熱湯！甲子園でしたぁ！
昨日は朝からモノノミゴトにカンカン照りが夜まで続きました。

ぼくにとって甲子園は見果てぬ夢の球場です。
生まれついてのタイガースファンを自認しているぼくなんですが
なぜか最近はぼくが甲子園に行くとタイガースが必ず負けます。

現在なんと28連敗中！なんです。
試合に勝ってみんなとスタンドで大声で六甲颪を歌ったのはいつのことだったでしょうか？
「ケメコさーん！ゼッタイ甲子園に行かんといてやぁ！」と皆さんから厳命されています。

ん！で、久しぶりの甲子園です。
高校野球の甲子園に行くといつも決めているお気に入りの指定席があります。
外野のスコアボードに向かって左側の通路を一番上まで登り切ったところです。

ここに座ると後ろにあるスタンドの一番上の看板のスキマから
海側からの風が絶えず吹き込んできます。
昨日は結構風が強くてスコアボードの大会旗などが大きくはためいていました。

そして午後からは隣のスコアボードの影になって日差しがさえぎられることです。
カンカン照りの外野席では唯一の日陰です。
そして、ここはテレビで絶対に映されない場所です。

通路を挟んでスコアボードの間に多くのテレビカメラがセットされています。
カメラマンはカンカン照りの中で試合が終わるまで立ちっぱなしです。
バックネット裏からのテレビカメラからは絶対に仲間のカメラを映し出しません。

ですから仕事をサボって甲子園に見に来てもいても
全国中継されて顔が映し出されて上司に怒られるなんて心配は絶対にありません。
と、言ってもスーツで甲子園はちょっと暑いですがね。

そしてなんて言っても外野席は「タダ！」なんですよ。
「タダ！」「無料！」です。と、いうことは入れ替えなしです。
お弁当をもって毎日っていう常連さんも多いです。
タダは高校野球の春も夏も同じです。

このお気に入りの指定席に下からエッチラオッチラと
汗をかいて登ってきて振り返ってみる景色が好きです。
「あー！今年も甲子園に来たなぁぁぁ！」

甲子園の銀傘の向こうに広がる六甲の山並み
見上げると入道雲の上はどこまでも拡がる青空
伊丹空港を飛び立った飛行機が目一杯首を伸ばして上昇していきます。

「カキーン！」という打撃音はここではすこし遅れて届きます。
お弁当やビールを飲んでいてカキーン！を聞いてから目を上げると
ボールがどこへ飛んだのか行方がなかなか分かりません。

去年に見に行ったときでしたでしょうか
初出場のチームが試合前のノック練習で外野の選手たちが走ってきて
三人とも外野の芝生の上に大の字になって寝転がったのです。

どんな景色が見えているのでしょう。
彼らの眼には外野のグランドから見上げた甲子園の夏の空があります。
勝ち抜いてきたものだけが許される彼らにとって一生の宝物の景色です。

立ち上がった彼らの笑顔をみたら思わずその光景がニジンでぼやけました。
きっと流れる汗が眼に入ったのでしょう。
おめでとう！あなたたちだけが受けられる勲章です。

今日から会社はお休みですか？
昨日の内に移動してもう今朝は故郷っていう方もおられるのでしょうか。
と、いうわけで今週も返信が少なくて返信特集はお休みでグルメネタをお送りします。

お休みというのは会社勤めしているから楽しみなんですねぇ
会社勤めを辞めて自営業になるとお休みはなくなります。
ことしもぼくはお休み無しで仕事です。

でももう一度は甲子園に行けるかな？

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「ネットー！熱湯！熱闘！甲子園①～⑦」です。