62回目の悲しみと鎮魂の日がつづきます。

暑おすなぁぁぁ！昨日の京都は35.4℃を記録しました。

　　………………………………………

６時の早朝の京都はすでに青空がひろがり太陽が輝いています。
まだ静かな町にせみ時雨が響きます。
昨日は岐阜が３８℃を越えたとかで名古屋が３６・４℃で京都も３６・８℃でした。

昨日の広島も暑かったのでしょうか？
テレビの画像では今年の広島も晴天です。
せみ時雨が平和公園に降り注いでいることでしょう。

６１年前の朝、８時１５分　天気快晴、気温２７℃
夏の高気圧の中心が居座っていた廣島。
そして…

すさまじい熱と光が街を襲う。

午前９時　黒い雨が降りはじめる。
油のにおいのする、粘り気のある雨だったという。
そして３日の後の長崎・・・・。

あの日を潜り抜けてぼくたちは今、ここにいる。
思わず西の空を仰ぎ見る。
広島があり、長崎があり、アフガンがあり中東につながる。

多くの命が連日亡くなる。

　　………………………………………

これは去年の今日　8月6日のケメコ通信の書き出しです。

ケメコ通信VOL.1822　2006/08/06　８時１５分　天気快晴、気温２７℃

なにも変わっていません。
変わっていないどころかよけいに悪くなっています。
アフガンも中東も多くの命が亡くなっています。

我が国でも「シカタガナイ！」と言った防衛大臣。
オキナワの多くの女子供の自決を「軍の強制はなかった」とした政府
慰安婦問題に「強制性を裏付ける証拠はなかった」とアメリカの新聞に広告を出した

慰安婦非難決議に「４月の訪米当時にすでに説明ズミ」としてシカとしようとするアベソーリ。
負けても辞めない彼は今日のヒロシマをどんな気持ちで迎えるのでしょうか。
カメラ目線とかいわれる彼の目がなにか映っているのでしょうか。

今日は月曜日です。
夏休み直前のいささかけだるく長い1週間です。
そして今日の広島につづいて9日の長崎があり12日は御巣鷹の峰で鎮魂の火が灯ります。

15日が敗戦記念日であり、それにお盆の行事があり、
16日には京都では大文字の送り火があります。
暑さの中に悲しみと鎮魂の日がつづきます。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「8月6日8時15分　天気快晴①～④」です。