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U-22日本サッカー代表

2007年11月08日 23時07分02秒 | 常日ごろ
U-22日本サッカー代表がベトナム戦に向けて緊急合宿を行っている。

予選1位にならなければ北京五輪に行けないが、カタールに負けたことで
予選2位となってしまった。

勝ち点7
総得点3

数字でもわかるように、得点が足りない。

なぜこのような状況になってしまったのか

おそらくU-22に限って言うと、向かうべきベクトルが定まっていない。
それは良い意味でも悪い意味でも平山相太の存在だと思う。

U-20世代は先にあったU-20W杯でベスト16になった。

この世代のサッカーはいわゆる『人とボールが動くサッカー』を
吉田監督の下、実行できていた。

また、アジアカップおしくも4位となった日本代表。
オシム監督の下、『人とボールが動くサッカー』を遂行していた。
結果は出なかったが、ゲームは思い通りに動かなかった。
あとは決定力のみ…

さて、U-20に話を戻すと、なぜ平山選手が原因と考えるか。
この世代では輝かしいキャリアの持ち主であり、
また、どの世代にもいない、もっと言えば日本の歴史上類を見ない大型FWである。

彼を軸にチームを作り上げてしまった。
つまりポストプレー主体のサッカーとなってしまった。

連動した動きをせず、走らなくとも、前線ではる平山選手にサイドから
ボールを当てる。そのまま決まればそれで良いし、決まらなくとも
こぼれ玉を周りが拾ってしまえばいい。
それがこのチームの基本戦術となってしまった。
平山選手の調子が悪くても、ここまで自力で勝る日本は勝ててきた。
しかし、最近平山選手は調子が悪く(元々の実力とも言えるかもしれない)、
最終予選にきて苦戦が続くようになってしまった。

ここ半年、U-20で戦った世代と融合してその戦術も変わってきたが
まだ変わりきれていない。
それに平山選手は足元も素晴らしいものを持っている。
彼もチームの一人として動くことができれば、この世代も変わるだろう。

ここ数年、日本は確実に五輪に出てきた。
若いうちに世界を体験することは貴重な経験であり、出場できないことは
大きな損失である。

なんとか出てほしい。それに向けて応援していきたいと思う。
コメント
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