平成社会人浪漫譚

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06年W杯 ①(頭突き)

2006年07月17日 14時09分50秒 | 常日ごろ
今更な感じもありますが、
W杯の感想なり書きたいと思います。
忘れないうちに…。

②があるかはわかりませんが
とりあえず①ということで。


で、決勝のフランス対イタリア
延長後半5分
現役最後のジダン、まさかの
頭突きで退場。


一体マテラッツィは何を言ったのか?

公式にジダンの姉を侮辱する言葉を
発したことは認めたが、
真相はいまだに闇の中。

20日にジダンがFIFAに呼ばれ
事情徴収をうけるとのことなので、
そこでわかるのだろうか?

もし、マテラッツィの言った言葉が
報道されている人種差別的な言葉なら
大問題だ。

人種差別はもちろんよくない。

そしてサッカーではよくあること。

スペインの監督も黒人と言うことで
フランスのアンリにたいして
差別的な言葉を使ったし、
試合中にサルの鳴きまねをする
最悪なサポーターも多くいる。
(※サルの鳴きまねは黒人選手への侮辱&差別を意味する)


その侮辱的な行為のせいで
多くの選手達が苦しんでいる。
カメルーン代表のバルセロナにいる
エトー選手は何度もそれをされたので、
一度泣きながら試合中にボイコットしようと
した。
そのときは両チームの選手達が、また審判が
エトーを励まし、元気づけ
その後またピッチに戻ってプレーを続けた。
(今年の世界クラブ選手権でバルセロナが
 日本にやってくる。
 そのときはこのような行為がないことを
 祈りたい)


そしてこの大会では
人種差別を撤廃させようと様々な
声明や活動がされた大会でもあった。

ベスト8の試合からは各チームの
キャプテンが試合前に
人種差別撤廃について声明を発していた。


なのに、このような言葉が
試合中に選手の口から発せられたことが
残念でならない。


だからこそ、大問題なのであろう。


しかし、だからといって頭突きで報復したことは
決して認められたことではない。
多くの子ども達もみていたし、
その子ども達に大きなショックや傷を
残してしまったであろう。
ジダンもそのことについては謝った。





しかし朝日新聞のコラムにあった。
「ただ、あの頭突きは
 相手の胸元だけではなく、
 差別を抱えたこの時代をも
 突いていたようだ。」
と。


コメント (2)
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