川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

「上毛新聞」が報道 きいちごの旅③

2010-05-21 05:06:00 | 中国残留日本人孤児
5月20日(木)雨

 千葉の美緒子さん(池袋商 71年卒)が菜園でつくったキヌサヤを送ってくれました。少年の頃、畑でとれたキヌサヤを母が鯵のダシで煮てくれました。今は、そういうわけにはいかないので(新鮮な鯵が手に入らない)、妻がじゃこのダシで食べさせてくれます。

 美緒子さんありがとう。兄からも小夏とニンニクが届きました。小夏は土佐・室戸の特産のミカンです。どなたか暇な方はお出かけ下さい。小夏が沢山食べられますよ。 


 群馬県の『上毛新聞』(5月20日)に「きいちご移動教室」の参加者が「群馬満蒙拓魂之塔」を訪れた時の記事が掲載されました。写真付きです。


●祖先の歴史思い黙とう

(群馬満蒙拓魂之塔の前で黙とうする中国残留孤児と家族 )
 
 全国各地の中国残留孤児と家族ら約50人が長野原町北軽井沢の群馬満蒙(まんもう)拓魂之塔を訪れ、自分たちや祖先がたどった歴史に思いをはせた。

 訪問は、埼玉県の民間団体「きいちご多文化共生基金」(鈴木啓介代表)が主催する「きいちご移動教室」の一環。

 群馬満蒙拓魂之塔は、旧満州(現中国東北部)から引き揚げてきた本県の旧開拓団や義勇隊などが、慰霊のために1974年に建立したもので、今回の訪問は、2世3世が多くなる中で、中国残留孤児と家族らに自分たちの歴史について学び、知ってもらおうと実施した。

 参加者は拓魂之塔を前に手を合わせ、黙とう。鈴木代表が「あれから65年ののち、中国人に助けられた孤児たちが参拝に来ました。どうか残留孤児と家族を見守ってください」と述べた。参加者は焼香したり、花を手向けたりして故人の霊を慰めた。

 鈴木代表は「地元の人に『前もって訪問がわかっていたら、喜んで出迎えたのに』と言っていただいた。次は、地元の帰国者の人たちと交流したい」と話していた。

 きいちご基金は、中国残留孤児と家族、脱北帰国者の日本社会への定着支援を目的に、首都圏の教職員などが2007年に設立。関東近県の中国残留孤児の歴史にまつわる施設や慰霊碑を巡る同教室や、旧満州からの帰国者の話を聞く勉強会を年数回開催している。

 出典・写真●「上毛新聞」 http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2010/05/20/news08.htm






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