昨夕、上州の小旅行から帰りました。明日から癌研有明病院に入院しなさいと言う連絡が届いていました。だいたい予期していたとおりです。今回の抗ガン剤治療で4回目の入院になりますが期間は数日です。これが終わるとよかれ悪しかれ、治療は一段落です。あと一息です。
残念なのは71年3月池商卒業のSさんが会主となって10周年記念の民謡発表会(27日・王子・北とぴあ)をみられそうもないことです。高校生の時からお母さんの民謡酒場を手伝っていたSさんが、やがて津軽三味線の高橋裕次郎というかたと一緒になり、自らは民謡のお師匠さん・高橋祐貴恵になったのです。
Sさんの晴れの舞台を見ることを夏の楽しみにしてきました。旦那さんとの合奏「津軽じょんから節」も是非聞いてみたいのです。
癌研の先生が日曜日の退院にOKを出してくれ、ぼくの体調がよければもしかしたら、帰りに寄れるかも知れません。
上州の旅のメモ。
7月20日(日)
カツヨシさんと3人で群馬県武尊(ほたか)牧場へ。リフト終点近くで遅い昼食。武尊登山口のブナの森を案内。川場村のSLホテル泊まり。
倫子の誕生日。
7月21日(月)
宿舎の近くの歴史民俗資料館を見学後、水上へ。奈良俣ダムで昼食。奥利根水源の森を散策。利根川の源流部の冷たい流れに脚を浸す。泊まりは水上の去来荘。
カツヨシさん浪曲などを披露。
7月22日(火)
谷川岳一の倉沢の景観を楽しむ。http://lian.webup.co.jp/gallery/ichinokurasawa.htm
ロープウェイで天神平に登り、昼食。残念ながら視界不良。 遅くならないうちに帰越。
梅雨明け直後、入院直前の貴重な3日間。付き合ってくれたカツヨシさんありがとう。土佐人が上州人を上州に案内するという小旅行です。森の恵みに感謝する大自然教の体験的学習ツアーでもあります。
ぼくはこれから入院です。短期間ですからパソコンは持ち込みません。「川越だより」は数日間お休みさせてください。暑い日々が続きます。みなさん、どうぞご自愛ください。