副都心線で行ってみようなどと思ったため、神宮第2球場に着いたときには2回表の世田谷学園の攻撃中。外野へのフライを落球し、大島1点を献上。(今日はついてないな)。
スタンドを見渡しても知り合いの姿は見あたリません。大島側の応援は年輩のOBの方がときどきラッパで校歌を吹奏してくれ、私たちはそれに和して手拍子を打つだけです。学生のリーダーもいません。これは例年どおりですがこの日は20人程度の男子高校生が数名の野球部の選手と一緒に声援を送っています。
対する世田谷学園の応援ぶりにはぼくは違和感を覚えました。数十人の野球部の選手と同数程度の保護者が同じような格好をして統制の取れた賑やかな応援を展開します。同じ学校の生徒達の姿は見えません。
ぼくの記憶にある応援には野球部の選手もその親も登場しません。応援部のリーダーのもとブラスバンド部の協力を得て、多くの生徒が声援を送り応援歌を歌いました。先日の市立川越高校も同じようにやっていました。
高校野球と言うからには少年野球とは違うはずです。何故こうなっているのでしょうか。野球部の夏の大会も学校や生徒とは関係なく、子と親の異様な合体の私的行為になってきたのでしょうか。
1時間ほどたってからO君が駆けつけてきました。仕事のやりくりをして、職場からバイクできたといいます。69年の卒業生です。今年は2回目の応援だそうです。
Oくんが来た頃、長打で1点を追加されました。大島は敵失で1点を返すのがやっとで残念ながら、3回戦で敗退となりました。
この試合で印象に残ったことが一つあります。何回だったか、相手打者に死球を与えてしまった時の大島高校の永野投手の振る舞いです。一塁に駆け込んだ打者に帽子を取って頭を下げたのですが、相手に通じなかったと見て、相手の顔をきちんと見てやり直したのです。相手の選手も手を挙げて「気にしてないよ」と応えているように見えました。
永野投手がとっさのうちに示した行動にぼくは嬉しい思いをしました。 死球ではあっても相手にかすり傷一つ附けたわけでもありません。(この選手は直後に二塁への盗塁を決めています)。でも、「悪かったなあ、ごめん」という気持ちを伝えたかったのです。そういうことが自然に出来る永野くんが好きです。
試合には負けたけれど大島高校の選手諸君の健闘をたたえます。
ふだんは100人前後の方がこのブログを覗いてくれますが昨日は176人にのぼりました。感謝。
スタンドを見渡しても知り合いの姿は見あたリません。大島側の応援は年輩のOBの方がときどきラッパで校歌を吹奏してくれ、私たちはそれに和して手拍子を打つだけです。学生のリーダーもいません。これは例年どおりですがこの日は20人程度の男子高校生が数名の野球部の選手と一緒に声援を送っています。
対する世田谷学園の応援ぶりにはぼくは違和感を覚えました。数十人の野球部の選手と同数程度の保護者が同じような格好をして統制の取れた賑やかな応援を展開します。同じ学校の生徒達の姿は見えません。
ぼくの記憶にある応援には野球部の選手もその親も登場しません。応援部のリーダーのもとブラスバンド部の協力を得て、多くの生徒が声援を送り応援歌を歌いました。先日の市立川越高校も同じようにやっていました。
高校野球と言うからには少年野球とは違うはずです。何故こうなっているのでしょうか。野球部の夏の大会も学校や生徒とは関係なく、子と親の異様な合体の私的行為になってきたのでしょうか。
1時間ほどたってからO君が駆けつけてきました。仕事のやりくりをして、職場からバイクできたといいます。69年の卒業生です。今年は2回目の応援だそうです。
Oくんが来た頃、長打で1点を追加されました。大島は敵失で1点を返すのがやっとで残念ながら、3回戦で敗退となりました。
この試合で印象に残ったことが一つあります。何回だったか、相手打者に死球を与えてしまった時の大島高校の永野投手の振る舞いです。一塁に駆け込んだ打者に帽子を取って頭を下げたのですが、相手に通じなかったと見て、相手の顔をきちんと見てやり直したのです。相手の選手も手を挙げて「気にしてないよ」と応えているように見えました。
永野投手がとっさのうちに示した行動にぼくは嬉しい思いをしました。 死球ではあっても相手にかすり傷一つ附けたわけでもありません。(この選手は直後に二塁への盗塁を決めています)。でも、「悪かったなあ、ごめん」という気持ちを伝えたかったのです。そういうことが自然に出来る永野くんが好きです。
試合には負けたけれど大島高校の選手諸君の健闘をたたえます。
ふだんは100人前後の方がこのブログを覗いてくれますが昨日は176人にのぼりました。感謝。