![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/f5/9c7667f463b73792dd184ffbda015c8b.jpg)
これはこのところ刊行されている復刻版とは違う。
永島慎二氏のご遺族が私家版として取りまとめた「遺稿集」の普及版だ。
本のタイトルにもなっている最後に書いたとされている漫画や、エッセイや日記、絵や木版画など、永島慎二氏の“全仕事”がたくさんの写真とともに紹介されている。
資料としてもかなり貴重なものだろう。
ファンとしてはもちろん楽しい。が、実はそれよりもかなり嬉しい。
というのも、この本の表紙になっているのは「ピエロ」という木版画に彩色したものなのだが、実はその木版画の30/100番はウチの居間に掛けてあるのだ(↑)。
中身が45×34cmくらいある大きめの木版画だが、毎日ながめている作品が本の表紙になるのはなんだか嬉しい。
それも特別な本の表紙なら、なおさらの事だ。
しかもこの木版画は、1度だけ永島氏に直接会ってサインをもらうこともできた講演会で販売していたものだから、他のコレクションよりも思い入れが強いときてる。
まぁそんな事もあって、実に嬉しくなってしまう一冊なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ef/599c8057575bdad9ca897ec0a44682c8.jpg)
※永島慎二コレクションはコチラ→「WOがキライ!」
「ある道化師の一日」をさがす
「永島慎二コレクション」を見てもらえればわかるが、実は「顔のないピエロ」の50/60もウチの居間にかけてある。
これはこれで、ちょっと嬉しい。