街の記憶&買っちゃった  by keisho

住んできた街などの記憶
本、マンガ、CD、DVDなどの購入記録

永島慎二の豆本

2006-10-28 | 買っちゃった本&マンガ



「のらねこのふら(並装)↑」と「道化の時節(並装)」。
どちらもパロマ舎の豆本だ。

かつてパロマ舎から永島慎二の豆本が結構出版されていたが、どれも数が少ない限定版だったため手に入れていたものは少なかった。
それがこの度4種類だけ限定復刻発売されたため、持っていなかった上記の2冊をそそくさと入手したというところだ。

「のらねこのふら」は44mm×51mmと非常に小さい。
元々は1997年9月に出版されており、1ページ1コマの漫画だと思えばいい。
一部でコアなファンがいるノラ猫の「ふら」だが、残念ながら1冊にまとまっているのはこの豆本だけのようなので入手出来て結構ウレシイ。

「道化の時節」は101mm×74mmのサイズだ。
永島慎二が好んでモチーフにしているピエロの画集(カラー)になっている。
「道化の時節Ⅱ」は蛇腹の変形本だが、コチラは普通の豆本仕様だ。
1999年の水彩小品展に出展された作品をその年にまとめて出版したものだ。

永島慎二の“ピエロもの”というのは色々なところでお目にかかる。
個人的にもリトグラフや木版画などを数点持っているが、ピエロというのは何かしら哀愁が漂い、趣が深い実に絵になる題材だと思う。
やっぱり目の付け所がサスガだよねェ。