街の記憶&買っちゃった  by keisho

住んできた街などの記憶
本、マンガ、CD、DVDなどの購入記録

「YOKOHAMA BLUES STORY」

2006-03-24 | 買っちゃったCD&DVD
昔のTVKの映像をDVD化している「ライブ帝国シリーズ」の1つだ。
「YOKOHAMA BLUES STORY」と名うって、「Fighting 80's」からクリエイションとエディ藩の登場だ。

宇崎竜童が司会をしていた「Fighting 80's」は、大学の時に高知で見ていた。
当時民放が2チャンネルしかなかった高知で、深夜枠ながら「Fighting 80's」を放送していたという事は奇跡に近い。
しかも、架空の「よさこい放送」が放送しているというブッ飛んだ構成になっていたと思う。
高知放送かテレビ高知のどちらかだが、頑張っていたものだ。

さて、クリエイションといえば「スピニング・トゥホールド(SPINIING TOE-HOLD)」が有名だが、残念ながらそれは入っていない。
このDVDはボーカルがアイ高野の時代(1981年)のもので、ヒット曲「ロンリー・ハート」などと共に名曲「TOKYO SALLY」は聞くことができる。
また解説にも書いてあるが、ボーナストラックとなっている1973年の「Tabacco Road」は非常にカッコイイし、これがTVだという事にちょっと驚く。
このDVDを見た後に、クリエイションを代表するアルバム「Pure Electric Soul(1977年)」をちょっと聞いてみたのだが、古さを感じさせない名盤だと改めて感心した。

後半のエディ藩は、何とバックにSHOGUNを従えて演奏している。
もちろん注目はアノ名曲「横浜ホンキー・トンク・ブルース」で、実はこれに惹かれてこのDVDを買ったようなものだ。
個人的には“原田芳雄の歌”というイメージがあるのだが、どうやらエディ藩が松田優作に提供したという位置づけのようだ。
そう言えば、確かに松田優作のライブ・アルバム「HARDEST NIGHT LIVE(1981年)」では、この「クリエイション+エディ藩」が揃ってバッキングを務めている。
原田芳雄の弟分だった松田優作だが、「横浜ホンキー・トンク・ブルース」は兄貴分に引けをとらない熱唱だと思う。

実は、1990年のTVK「ウーリー・ブリー」に出演した時の原田芳雄のテープを持っているのだが、やはり「Lazy Lady Blues」と共に「横浜ホンキー・トンク・ブルース」には泣かされてしまう。
今後もTVKには“お宝映像”を提供し続けて欲しいものだ。

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