higher ground

甘いものと政治の話

76年の重み

2021-08-06 21:32:12 | 日記

米軍による広島への原爆投下から76年。

暑い日が来ると思い出す。広島を訪れた日を。原爆ドーム前の相生橋で感じたものを。

日本は唯一の被爆国として、核保有国と非保有国の『橋渡し』ができる唯一の国であると思う。しかし、日本政府はこの76年間、被爆者に対しても、核保有国に対しても、明確なメッセージを発信してこなかった。

特にこの数年の歴代首相による平和式典での魂のない言葉は聞いてて腹ただしい。

コピペに原稿まるよみ。

かたちだけなら、いっそその場に立たない方がいい。

2017年7月7日、「核兵器禁止条約」が国連加盟国の6割を超える122か国の賛成により採択され、2020年10月24日に、批准した国が発効要件である50か国に達し条約は、批准から90日後となる2021年1月22日に発効を迎えた。

しかし日本はこの条約を批准していない。いつまでもアメリカの核の傘の下でおとなしくしているのだ。

条約では、核兵器の開発、実験、製造、取得、保有、貯蔵、移譲、使用、使用の威嚇などの活動を、いかなる場合にも禁止。核兵器廃棄の期限や後戻りしないための措置などを、締約国会議で決めることとしている。今後これらの具体的な措置を検討するには、核保有国及びその同盟国の参加が不可欠であり、日本こそその先頭にたち『橋渡し』の役割を果たすべきだ。