higher ground

甘いものと政治の話

千葉県民宣言

2021-03-08 00:45:10 | 政治
東京に生まれ育ち36年。千葉の市川市に引越してきて5年。なぜかいまだに都民な気でいるんだけど
別に千葉が嫌いなわけではなく、むしろ少し出掛ければ自然は多いし好きな場所。しかしなんとなく都民が抜けない…なんなんだろーかこれわw…というわけで…ここで『千葉県民宣言』を!!!
 
さてそんな宣言をした最中、任期満了に伴う千葉県知事選挙が4日、告示されました。投開票は21日。2週間たらずで千葉県の新しい顔が決まってしまう。
 
うーーん、これはちゃんと考えないといけない。なんせ今までの知事は、森田健作。…2年前の甚大な被害に見舞われた台風15号では…その最中…わざわざ東京の床屋へ出かける…公務を投げだしプラプラする…など…こういっちゃあなんだが行動的にも発言的にもよくわからない人だった。
 
今回立候補しているのは無所属新人の前千葉市長熊谷俊人さん(43)、共産党が推薦する金光理恵さん(57)、元県議で自民党が推薦する関政幸さん(41)、政治団体代表の後藤輝樹さん(38)、非常勤医師の加藤健一郎さん(71)、元高校校長の皆川真一郎さん(66)、政治団体代表の平塚正幸さん(39)、イベント運営会社社長の河合悠祐さん(40)の8名。
 
情勢的には、前千葉市長の熊谷さんが飛び出ているとのこと。まあ。ほぼほぼ決まりなんだろーなとは思う。
じゃあ、熊谷さんでいいか!
 
…とか思ってはいけない。きちんと政策をみて考えないと…あとで痛い目をみるのは自分だ。
というわけで、少し各候補者の政策をみてみようと思う…
 
まずは最有力候補の熊谷さん。ホームページをみてみると、市長時代の実績が並んでいる。ざーと見てみると発信力はものすごくある人なんだなーと。SNSを通じた市民への発信や、国や県内への連携も他の候補者に比べると抜きにでているのではないかな。
政策的には、〇コロナ対策ー市町村との連携が不十分な現状を改め、合同対策本部を設置。病床確保・検査体制の拡充・ワクチン接種・中小業者の底支えを行う。〇東京依存ではない千葉経済圏を確立ー産業用地整備を進め企業立地に力をいれ雇用を広く創出。〇交通インフラの充実ーアクアライン800円の維持。道路・公共交通ネットワークの充実。〇農業・漁業の振興と食文化、漁業文化の確立ー農林水産品のブランド化。「すし県」を宣言し、総合的なPRと支援に取り込む。
「民間企業から市長へ」らしい政策だーなと思った。「すし県」宣言はちょっとおもしろいかなw。
 
次は唯一の女性候補。共産党が推薦する金光理恵さん。政策の前に…プロフィールをみて思ったんだけど…無所属と書いているけど「党地区役員」と…ん?みたいな。「無党派層」を意識してなんだろうけど…共産党所属でいいんじゃない?
政策的には、〇新型コロナ対策ー希望者全員に無料でPCR検査を受けられる仕組みづくり。〇安心して暮らせる街づくりー再生可能エネルギーの普及。三番瀬埋め立てなど自然破壊を認めない。〇非正規雇用を守り、地場産業を支援ーコロナ解雇の規制と休業支援金支給の拡充。コロナ渦のもと営業継続への独自支援。〇福祉・医療・教育を最優先にー高すぎる国保料を軽減。高校卒業までの医療費無料化。小学校・中学校での25人程度の少人数学級。〇憲法を守り誰もが自分らしく生きられる社会をー男女共同参画条例の制定、同性・異性婚も含むパートナーシップ制度創設。
やっぱ共産党らしい政策だよね。共産党は観光・経済面にもうすこし力をいれてほしいよね。ここに自治体単位での政策の特色がでると思うんだよね。ここが弱いってことは特徴がないってことになるんじゃないかな。
 
次は、関さん。ホームページに「挑戦」として大きく掲げているのは…〇交通と通信のネットワークー千葉の魅力と産業をつなぐ道路と5G等の通信ネットワークを整備。〇給食費ゼロー子育て支援として、地産地消・食育などの施策と組み合わせて公立・私立学校ともに給食費ゼロ。〇人生100年「夢」応援ー元気なお年寄りの趣味・地域活動に支援金を支給、市町村、企業との連携により「健康長寿ちば」実現。〇女性活躍チャレンジちばー出産後・子育て後の職場復帰支援、女性特有のがん検診率アップ、千葉県庁幹部職員への女性登用向上。
まさに自民党的若手政治家って感じだよねw。せっかく自民党が政権とってんだから、県民の声を届けられる、ぜひ国にものが言える人間になってほしいですね。いいなりじゃなくてね。
 
次は、皆川さん。〇県札「房」発行による県民配当を実施し、青年学び支援、単身高齢者への支援。〇県立銀行を設立し、貧困解消・女性の地位向上・就学支援を目的に、中小事業者及び貧困者への無担保・少額融資などの実現。〇県立学校の教室及び職員室のエアコン設置、トイレの洋式化。〇定時制夜間給食の復活。〇県内在住の私立高校生に県単独補助金支給による「授業料無償化」を推進します。〇有機農業の推進。
政策的には、おもしろいなーと思うし、大事なものも結構あると思う。
 
続いて後藤さん。この方はいろんな選挙にでてます。政策としては…オンライン化やベーシックインカムの支給(月7万円)で年金、介護保険、失業保険、生活保護廃止。まあ、県政に対する思いは感じませんでしたね。ちなみに政見放送では裸になってます。個人的にはなしです。
 
続いて平塚さん。この方は去年の都知事選挙にでていますね。ホームページでは県知事への政策はとくに見当たりませんでした。ちなみビラには「コロナはただの風邪」と書かれてます。個人的にはなしです。
 
河合さんはホームページなし。顔を白塗りにして街宣してますね。個人的にはなしです。
 
加藤さんはネット上に情報なし。
 
うーーーーん、問題外の人たちは別として…もうちょい投票ソースを探していかないと…かな。
というわけで…たぶん…
つづく。