ゴミ、マナー、騒音‥ 民泊に旅館業法なみのルール適用を
北新宿では住環境が悪化、対策を区に求める
予算特別委員会(3/2)での党議員団の質疑から
問:区にも民泊に関係する苦情が増えており、今年度は、1月末までに305件とすでに昨年度の246件を上回っている(右表)。マスコミも最近民泊の実態を報道している。北新宿1丁目は、131軒の民泊があると放映された。夜間の騒音やゴミ、間違ってインターホンを押されたり、住環境は悪化している。現行法では違法なので厳しく指導すべきでないか。
答:区民の方から苦情があれば、現場に出向いて、事実を確認して、事実が確認できれば、調査をしてわかればその方に旅館業法に基づく手続をとるように指導している。
問:条例施行後、民泊の登録は2000件としているが、その根拠は?区内の民泊は、約4000件と言われているが、あとの2000件は違法で営業するのか?
答:現状では、届け出はない。あくまでもネット上の件数が、約4000件。予算上の想定で、2000件とした。当然違法で営業するのは認められず止めてもらうことになる。
問:体制は、今後正規を2人含む8人となっているが、これだけの量の物件を扱うのに充分か?現在の環境衛生係では、区民からわかりにくい。現に、民泊の苦情を言う窓口がわからず、最初は環境対策課にまわされた区民の方もいる。民泊に特化したわかりやすい係に組織を改組して対応すべきでないか?
答:体制は、環境衛生係が民泊、医療、薬事などを一括してやっていたが、係を分けて対応する。環境対策課とも連携してすすめる。