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冗談倶楽部

漫画好き主婦「けい」の徒然日記♪

きみはペット

2007年10月19日 00時42分04秒 | 漫画紹介

ドラマ化もされて、超~有名作品ですが、小川彌生著「きみはペット」

今頃ですが、読みました~♪

ええっと未読な方へ、簡単なあらすじをば^^

美人で長身、しかも頭脳明晰で仕事もできる!そんな才色兼備な主人公の「スミレさん」

ところが実際の彼女は、恋愛に不器用で、寂しい日常を過ごしているのだが、

そんな時、家の前に大きなダンボールが捨てられていた。

思わず中を覗き込むと・・・そこには、人間の男の子が捨てられていた!!!

行くとこがないと言う彼に、スミレは「モモ」と名づけて、ペットとして飼う事になるのだが・・・

と、とっても奇妙な出会いをする、スミレさんとモモですが、

一緒に生活してゆくうちに、二人に恋愛感情が生まれてゆきます。

題名聞いて、おいおい、いくら寂しいからって、若い年下のひも、うんにゃペットかい!

と、思わず引いて、今まで未読だった私ですが、

読むと、不思議と心があったまってゆく作品です^^

愛し愛されるとゆ~ことは、こ~ゆうことなのかぁ・・・とか、

自分をさらけ出して、それを受けとめ合えるっていいなぁ・・・とか、

いろいろ思ってしまいますわよ^^是非読んでみてくださいね^^



で、けいの一言感想はと言いますと(いや、一言じゃないわ、長いわ、苦笑)

わたくしも、家の前に放置されているダンボ~ルがあったらば、是非、拾ってみたいと思います!!!

もしかしたらタッキー♪が入っているかも(爆爆爆)

ドラマでは、この人間ペットの「モモ」くん役、嵐のまつじゅんが演じたみたいですが(配役的にはすご~く合ってると、思いますが)

けいのうちの前に捨てられているのは、絶対タッキーだと思うので(個人的な趣向の為)

とゆ~のは冗談ですが(いや、一人身だったら拾うかも知れん

この主人公達ふたりの関係って、あらすじでも述べましたが、すんごくいいの♪

最初はもちろん、お互いに恋愛対象とは違っていたのだけど(スミレさんには彼氏もいたしの~)

少しづつ、少しづつ、お互いになくてはならない存在に変化してゆく。

どんなにお外でヤな事あっても、家に帰るとあなたがいる・・・・・(前記事でご紹介した、入浴剤のよ~に、おおお~い

う~ん、上手くは言えないけども、私も日頃の仕事のストレス溜まっているのかもですが、

読んでてすご~く癒される作品でした^^疲れている方にこそお薦めかな



ここからは、既読な方へ^^

でも、超~個人的なキャラ話を致しますとね

私はモモよりも、蓮實さんの方が好みなんですわ~^^

顔良し、背高し、エリ~トぅ~!で3高(これも死語かいの~)の彼だけど、あの、ちょっと抜けてる性格がかわゆいわ~♪

でも、一途な割りに、流されるとこあるのよね・・・そこが、彼が今まで幸せになれなかった原因のひとつかもとも思いますが。

結局、福ちゃんとひっついちまって・・・ちょっと寂しいのですわ。。。

福ちゃんも、ほんとの恋愛を知って、変貌したし、きっとこの二人も、

主人公二人に負けないくらい、素敵な家庭築くのかなぁ・・・とも思うけど

ほら、そこは、お気に入りキャラの話ですからね、ちと複雑な面もありんす。。。




あ、そうそう、蓮實さんが、スミレさんにフラレテ自暴自棄になった時、ついうっかり乱暴してまうシ~ンがございましたが・・・(これが原因で長野に左遷、覚えてる方いるかなぁ?)

わたくし~!あのシ~ンに、実はちと・・・いやかなり・・・いや、実はものすご~~~く来てしまった(できれば小さい字で書きたい・・・)

彼が性格いいのも、もちろんいいのですが・・・すさんだ姿も実にイケテル・・・

と、思ったのはわたくしだけでせうか~~~~っ!!!!

同意見の少数派の方、もしいたら是非コメントよろしくっ!!!(多分いないだろ~けどぅ)



久しぶりの感想UPで、またまた支離滅裂文になってしまいましたが、

また、お!これいいぞ~と思う漫画と出会ったならば、ちろちろ書いてゆきたいと思ってます^^

お時間許す限り、お付き合いくださいませね~^^

ハチミツとクローバー

2007年10月04日 09時25分07秒 | 漫画紹介

久しぶりに、胸がきゅんとなる漫画を読みました。

羽海野チカ著「ハチミツとクローバー」

映画にもアニメにもなった作品なので、既読な方多いとは思いますが、

なんせ、ほんとに最近の漫画なので、私の世代では未読な方もいらっしゃるかな?
と思いUPしますね^^

大昔、青春とゆ~苦~い時間を過ごした記憶がかすかな皆さ~ん、も一度思い出してみませんか?



舞台は美大、主要人物は大学生、今の漫画に多い、ごちゃごちゃしたギャグの多さに、

読み始めた時は、むむむ、やっぱおばちゃんにはムリかのぅ・・・と思ったのだが・・・

3~4巻あたりから、あれ?なんかいいかも、え?なんかすごくいかも、

ええ?描写が~すんごくせつないんですけど~と、どんどん心に来る作品なんです。

恋愛漫画はもぅの~と、思っているそこのあなた!(あなたよあなた!誰に言ってんねん、爆)

そ~ゆう方にこそ読んで欲しいなぁと思った作品でした^^



と、前置きが長すぎるので、では感想を^^

キャラ達は皆片想い中・・・

旦那様を事故で亡くして、生きる気力を失っている女に不毛な恋心を抱く青年。。。

その青年を一途にも思い続ける女の子。。。

その女の子を励ましながらも惚れてしまう男。。。


自分を見つけられずにあがく青年。。。

お互いに惹かれあっていると自覚しながらも、発展しないふたり。。。

見守りながらも、気が付けば愛していた男。。。

う~む、せつない・・・



とにかくキャラ達は、皆、すご~く恋愛に不器用なのだ。

そして、自分の才能や生き方に迷い、回り道しながら思考八苦しながら、

自分の生きる道を見出してゆく・・・

皆さん、こんな時代ごじゃりませんでしたか?

うんにゃ誰しも、かすかな記憶の糸を手繰り寄せれば、青春のあがきを経験してる筈・・・

読むとね、まるでタイムスリップするかのごとく、昔の想いが蘇ってきますの。

未読な方は是非、お試しください^^鏡は押入れの奥の奥にしまいこむ事も忘れずに、にゃはは



さて、ここからは既読の方へ、けいの個人的な感想を^^

このお話の主流は、たぶん、竹本君・はぐちゃん・森田君の微妙な関係にあるんでしょうね。

竹本君の自分探しの旅も、はぐちゃんと森田君の、あの恋愛を超えた不思議な関係も、

読んでてぐっと来たのだけども、

でも、私がいっちゃん感情移入してしまったのは、実はあゆちゃんなのだ。

あのしつこいまでの片想い・・・彼女の心の叫びは、心にくる・・・

なので、真山がリカさんを想う場面は、読んでて辛かったです

すっかり自分があゆちゃんになった気分で読んでしまったのだ(ぐすん)

はい~?けいさんお幾つ???とは言っちゃだめよん♪

心はタイムスリップしているのだから・・・

そんなんなので、野宮さんの存在は、ほんと救われました~

野宮さん、すんごく好きです^^あ~ゆう遊び人風(全然違うけど)の人が、

一人の女の子の夢中になってゆくとこが、たまらなく好きでしたね^^

彼が脱ぎ捨てた筈の青春とゆ~コートを着て、かっこ悪いけど一生懸命で

思わず告ってしまうとこ・・・心にググッと来ましたわよ~



あと、もうひとつ好きな場面が・・・

はぐちゃんが修ちゃんに、「人生を私にください」って言うとこ

昔からの二人の関係が、走馬灯のよ~に頭の中駆け巡りましたの。

はぐちゃん、森田君に惹かれてたのは事実だろうけど、

必要なのは、最終的に傍にいて欲しいのは、やっぱり修ちゃんだったんだなぁ

私はずっと、はぐちゃんに必要なのは修ちゃんだよ~と、思いながら読んでいたので、

私的には、すごく納得したラストだったのです^^

でも、色んな感想とか読んでいると、意外な展開とゆ~のが多かったので、

若い読者層には、修ちゃんの存在って、違う形だったのかなぁ?と想像してます(爆)



と、久しぶりの漫画感想で、ど~も要領が得ず、話し言葉のよ~な記事になっちまいましたが・・・

心だけでも青春を感じたい方は是非~^^

既読の方は是非感想をお寄せくださいませませ^^

オトナになる方法-久美子&真吾シリーズ

2007年09月08日 03時18分01秒 | 漫画紹介

美人で頭も性格も良いと、ご近所でも評判な女子高生「久美子さん」

ある日、野良犬に吠えられているところを、通りがかりの小学生

「真吾クン」に助けられた。その瞬間、久美子は真吾クンに一目惚れ

猛アタックを開始し、晴れて両想いに

7歳年の差カップルが誕生したのだが・・・


山田南平さん「オトナになる方法」皆さん既読ですか~?

こちらが「花とゆめ」に連載されていた頃、私はまだ漫画に復活したかな?時期で、

読んでいたとしても、娘と一緒に「りぼん」くらいしか読んでいなかった時期だと思います。

なので今回、初めて機会があり読んでみたのですが、とってもかわゆいお話なのですよ^^

未読の方は是非~^^お薦めします♪




とにかく、この物語のヒーロー「真吾クン」がかわゆい♪

7つ年上の久美子さんについてけるよ~に、ううん支えてゆけるよ~に、

一生懸命、大人になろうとしてて、そこが読んでてすご~くかわゆいの♪

小学生から中学生~高校と、最後は大学生になった真吾クンも見る事ができるけど、

いつも一生懸命で、こんな彼氏が私も欲しいよ~と、またまたおまわりさんに

捕まるかも知れん覚悟をしつつ完読しちゃいましたわよ~




でも、正直に言うと・・・私はど~も久美子さんが××。。。

すぐ泣くし、ヤキモチやくし、読んでてちとイライラしちゃたの><

真吾クン、ほんと~にいいの?って思っちゃった><

私にしない?年の差二桁だけど(爆・爆)

って、おバカな考えが、ふと頭をよぎる程、真吾クンはかわゆいのだ♪

もしも、同級生に、こ~んな男の子がいたならば!完璧初恋は彼ですわ!



とゆ~訳で、この物語のヒーロー真吾クンはモテルモテル

久美子さんがヤキモチ焼いてしまうのもしょ~がないかな

未読な方は是非~^^ふたりのかわゆ~い恋物語読んでみてちょ

よしながふみ作品「ジェラールとジャック」

2007年09月04日 10時31分31秒 | 漫画紹介

皆さん・・・私とお付き合いの長い方は、たぶん、ご存知だと思うのですが、

私は、子供の頃から大の漫画好きなのですが、ど~しても読めないジャンルとゆ~ものが2つ程ございまして。。。

そのうちのひとつに、今回勇気を出して挑戦してみました

前々から、いいよ!これはいい!とゆ~皆さんの感想を見聞きし、漫画好きとして、いつかは読まねばと思っていたのですが、

そうです・・・わたくし実は、BLとゆ~ものが・・・その、苦手です・・・

男同士の友情とか、心のつながりならば、全然OKなのですが、

ある一線(どの一線かは深く追求しないでね~、ぎゃああ~><)を超えてしまうと・・・

要するに、素敵なおのこ同士が、何故に、世の中たっくさんおなごがおるのに、そ~なってしまうのか・・・

ど~しても理解でけない人間なのですわ・・・

なので、今までそ~ゆう類なものは、なるべく避けて生活してきたのですが、

漫画好きのむしが騒ぎ、今回とうとう読んじまいました(お父さんお母さんごめんなさい、爆爆)

と、ゆ~訳で、たぶん、皆さんとは微妙に感想が違うと思いますが、お暇な方は、つたない文ですが、読んでみてちょ



まず、とっぱなから、衝撃的な描写で始まるこのお話、ど~しよう・・・私、最後まで読めるかしら?と不安におののく

が、落ちぶれ貴族の息子で純真なジャックと、成り上がり者のやさぐれ平民ジェラールの会話がおもしろく、つい読み進めてしまう

と、お話はいきなり、ジェラールの過去に飛ぶ。むむ?この純真で美形な若者はほんと~にあのジェラール???

あまりの違いに、いったい何があったら人間こ~まで変わるのか?と興味はマッスルまた読みすすめてしまう

貴族社会のえげつなさを垣間見ながら、ジェラールの本質的な優しさに触れ、気がついたらもぅ後半

そこには、もしや、嵌ったのか?と恐怖におののく、一般主婦けいの姿が・・・



ここまで読んで、きゃ~!けいさんも仲間入り~と、喜んでいる方もしいましたら、ごめんなさい

率直に申し上げますと、嵌りました(爆・爆)

よしながふみとゆ~漫画家に!!!!!

表情だけで、感情を表現する巧みさ!セリフまわしのおもしろさ!

おまけに、キャラを老けさせるのが巧妙(爆・爆)

読み手を引き込むちゅ~面では、只者じゃないとね

それにもうひとつ私が興味を持ったのは、この物語は、フランス革命前後が舞台なのですが、

そこには、革命に燃える志士達や、発起する市民はどこにも出てきません。

革命の裏の裏?を垣間見ているよ~で、すご~くおもしろかったんです



が、先にごめんなさいと申しましたが・・・・やはし、わたくしには

男×男は・・・ムリだったよ~です。。。

このお話、かなしハ~ド。。。

わたくし、40数年生きておりますが、この手の話は疎いので、

読みすすめる程に、ほう、ほう・・・と感心するばかりなり(何に感心したかは、またまた深く追求しないでね~ぎゃああ~><)

すげぇ!お勉強になりました(何を勉強したかは深くは・・・しつこいって

で、小耳に挟んだのですが、私の読んだ文庫は、修正と加筆された箇所があったみたいですが、

コミックスって、もっとすげぇ!んですって????!!!!!

ご存知の方いましたら、こっそり教えてくださいね(なぜに~~)



とゆ~訳で、腐女子になり損ねたけいからのお願いです^^

皆さ~ん!けいによしながふみ作品をお教えくださる時は、

ハ~ドさの具合を、ABC段階でお教えくださいませ^^

C段階を読む時は、事前に・・・事前に腹をくくり~決意をしてから挑みたいと思います

小心者のけいに、ど~か愛の手を

遠藤淑子作品「スマリの森」

2007年08月31日 02時38分58秒 | 漫画紹介

たっくさんお借りしました♪遠藤淑子さん♪

前々から、おもしろいよ~んとお聞きして、読んでみたいなぁと思っていたので、

今回まとめていろいろ読ませていただきました♪

で、私も及ばずながら、遠藤さん普及活動に参加したいと思い、ここにペンを取った次第でありんす(いや、正しくはキ~ボ~ド、爆)

遠藤さんの作品、どれもものすご~くギャグ(この言い方がおばはんぽいが、この際細かい事は気にしないでね~)が冴えてるの

してして、笑いのつぼが私好みと言うか、めちゃ笑かしてくれるんだけど、

ラストまで読むと、心にじ~んと染み渡るすごさがあるんです。どれ読んでも泣いてしまったぜ、わたしゃ



で、たくさん読んだ中で一番心にずしりと来たのは、「スマリの森」

道東が舞台の物語なのですが、白いきたきつね「スマリ」が主人公のお話です。

で、このお話のおもしろいとこは、きたきつね達が人間の姿で描写されているところ。

普段は、人間側から見た動物しかわからない私たちですが(当たり前なのですが)

このお話を読むと、自分がきたきつねになったような感覚になるんです

絶対経験できない、動物側から見た人間も垣間見れちゃう、不思議な物語です^^

未読な方は是非、遠藤さんの不思議ワ~ルド体験してみてくださいね

あ、きたきつね以外の動物は、皆そのまんまの姿で言葉喋ります^^そこもおもろいですよ~



他作品もいろいろ読んで思ったのですが、遠藤さんの描く主人公って、皆、型破りなの

ここは感動するセリフが出るだろ~と思ってると、おもろい事言ってかわしちゃったり、

なのになのに心に沁みる・・・上手く書けなくて申し訳ないのだけどこ~ゆうとこが巧みな漫画家さんだなぁと思いました^^

私の好きな小花美穂さん(こどちゃが有名)も、こ~ゆうとこあるんですよねぇ

ちと表現の仕方が似てるかなぁと思いました^^

短編が多いので読みやすいですよ~^^皆さんも是非お試しあれ~

ナムジ 神武

2007年08月27日 09時43分51秒 | 漫画紹介

「ナムジ」安彦良和著 

日本最古の歴史書とされている「古事記」それに出てくる「大国主命」が主人公として描かれている作品です。

本来の古事記での大国主命さんは、たくさんの兄弟神のひとりで、周囲の人に助けられながら生き延びるとゆ~、

情け無い優男のイメージだそ~ですが(読んでないので調べました~あはは)

このお話では、シケ船で日本に辿り着いた異人・孤児として描かれ、差別・いじめ・冷遇され、

それらを見返すために、なりふりかまわず成り上がろうとする、強い男のイメージで描かれています。

が、いろいろな困難に倒れ、その意思は息子である「ツノミ」に引き継がれてゆき、 

続編「神武」に繋がってゆきます。

ツノミは、最古天皇である神武天皇に仕え、大和入りを果たし、東征を成功に導く役目を担う功労者として描かれています。

二作品とも、古事記本来とは、キャラクターのイメージもかな~り違って描かれているらし~のですが、

動きがあって読み応えもあり、私のよ~に、活字が苦手で、

歴史書なんてムリ~とお嘆きの方いましたら、お薦めです^^

流れるよ~なスト~リ~で、古代大和朝廷ができるまで~を読めちゃいますよ^^




と、難しい話はこのくらいにしといて、ほらけいのブログですから

ほんと~ならば、神々の神話として拝み奉られるよ~な感じなのだろうけども

この作品では、出てくるキャラが皆、すご~く人間臭く描かれているんです。

例えば、主人公大国主(ナムジ)は、前半は野心に燃えた男だったけど、

卑弥呼に捕まって、10年穴倉で過ごしてからは、なんだか普通の親爺になっちまうし

スサノオの娘のスセリ姫は、すご~くヤキモチやきで、それが元でナムジと夫婦喧嘩が絶えないし

ものすご~い野心家で、日本を制圧しよ~としていたスサノオは、卑弥呼の色香にころっと参って、

普通の家庭的な父親になっちまうし

スサノオをも迷わせた程の美貌お持ち主だった卑弥呼は、野心を抱いてからは急に老いてしまうし

イワレヒコ(後の神武天皇)の最初の嫁さんは、政略結婚で新しい奥さんに夫を取られてしまい、

子供に恨みを宿して自殺しちゃったり・・・



なので、神々しい神々の業績ちゅ~よりも、人間ドラマを見ているよ~で、

難しいお話が苦手な私でも、読みやすい作品でした^^

皆さんも機会があったら是非、挑戦してみてくださいね^^

あの娘はだあれ!?

2007年08月21日 11時35分03秒 | 漫画紹介

皆さんは、幼少の頃読んだ(見た)漫画・映画・ドラマ等で、頭の片隅にあって、気になっているものってありませんか?

確かにあの頃、夢中で見ていた筈なのに、ストーリーはうろうろ???

でも、確かにおもしろかった機会があったらも一度見てみたいものって。

私は乙女の頃から、大の漫画好きでしたが、私が漫画を読み始めた頃の時代のものって、

今入手しよ~と思っても、なっかなか手に入りずらいんです

有名どころは文庫化されたりするのですが、これもう一度~と思うものに限ってなかったりします

今回入手したものは、昭和48~49年に、当時週刊だった少女コミックで連載されていた

牧野和子さんのドタバタラブコメディ「あの娘はだあれ!?」全3巻

牧野さんというと、昭和55年くらいに、セブンティーンで連載された「ハイティーン・ブギ」が超有名

当時をときめくアイドルマッチ(近藤真彦さん)が主演で、映画化もされたので、ご存知の方も多いと思いますが、

こちらは古本屋さんでも、結構見かけるのですが、それ以前のものとなると

ない、ない、ない、ない~~~~っ!!!

昔の作品の宝庫、まんだ○けさんでも見かけず、ネットの古本屋さんでもなく、

もぅ完璧再読は不可能なのね・・・と、半ば諦めておりました

ところがところが

いつもお世話になっている、某ネット漫画友達が、その方の町の小さな古本屋さんに

置いてあるのを発見~~~~!!!!

即座にメールをいただきまして、涙涙の入手となったのでした

まずはお礼をば!ありがと~~~○○○○さん、このご恩は、一生忘れないわよ~~~

いやぁ~絶対地元だけでは見つからなかったと思います。ネットでいろいろな地方の方々とお知り合いになれてこその

奇跡だと思っております。ネット万歳某トピ万歳

ネット友の輪は偉大だ!!!

と、感謝感激~なけいは、昨晩懐かしさのあまり一気読みをいたしました



さて、30数年ぶりに読んだ感想を^^

今読んでもおもろいですわ~確かに絵は古いでござる(おかし~なぁ、あの頃はもっとスッキリしたイメージだったが)

ストーリーも、こんな事あるわけね~だろ~!ちゅ~つっこみを、入れたくなる場面がてんこ盛り

だがだが、話の展開が早い!波に乗って描かれているようで、読み手もついつい、その波に乗ってしまう!

話の起伏も激しくて、ハラハラドキドキの回数もすごい!さすが週刊

当時の漫画家さんは、ほんと~に大変だったと思いますが、この波に乗った当時乙女のけいは

毎週毎週したお目々で、本屋さんに駆け込んでいたのでしょう

昨晩は、すっかり乙女けいに戻っての楽しい一時を過ごさせていただきました

懐かひい~そうよ!これこれ!こ~なのよ~!と叫びながら読んでいたけいですが、

あれれ~と思った事がひとつ・・・

大まかなストーリーと、ラストシーンの記憶だけは鮮明よ!と思い込んでいたけいですが、

ハッピーエンドのラストシーン、主人公二人はバイクに乗ってルンルンと去る筈が、

何故かお手々つないで走ってました

バイクに二人乗り~のシ~ンは、確かにあるのですが、ラストじゃなかったんですなぁ~

やはし、幼少の頃の記憶ちゅ~もんは、当てにはならぬという事ですわ、ナハハハ~



おっと、肝心なストーリーのご紹介をせねば^^

ブ○で気の小さい女の子「ウララ」が、ひょんな拍子に美人になる薬を発明してしまい、

絶世の美女「ウラウララ」(←当時、人気爆発だった、山本リンダさんのお歌、そのまんまでんがな、爆・爆)に変身~憧れの男の子と仲良くなる事ができたのですが、

薬が数時間で効果が切れて、ハラハラドキドキ!美人だけど底意地悪~い「ダイアナ」の陰謀~とか、

貧乏な筈のウララが、実は大金持ちの孫だったりと、少女の夢が盛りだくさんの、

痛快ラブコメの元祖ですのよ~





皆さんも、昔のもので、何か心に引っかかっているものございましたら、是非探してみてください

きっとあなたも、純粋だった少女時代に、戻れる事間違いなしですよ~ん

あ、あくまでも一時ですが・・・

ああ~ど~せなら、気持ちだけじゃなくてぇ、姿形も戻してくんないかしら~ん

と、鏡を見るのがなけいであった~

わ、わたくしは~~~若返りの薬が欲しいぞえ~~~~メルモちゃん、赤いキャンディーくださいな


買っちった・・・

2007年07月11日 12時44分41秒 | 漫画紹介

前記事 本日のキャラコ~ナ~でもご紹介済みなのですが・・・

ちゅ~事は、はい、もちろんこちらの漫画はすでに持っていたのですが・・・

また買っちった・・・竹宮恵子さん「ファラオの墓」新装版

本屋さんに吸い込まれるよ~に立ち寄ってしまった昨日。。。

新刊コ~ナ~に燦然と輝く新装版を見つけてしまったのだ。。。

只今、同じ竹宮さんの作品「地球へ」がアニメ化され放送中、それに伴っての

出版社の策略なのは、

激しく理解しちょります。でもでも・・・・・




皆さんは、今まで読んできた中でもこれは~!ちゅ~作品ってありますでしょ。

みんな大好きで順番なんてつけれないわ~と言いながらも、上位何点かは、

何十年と不動のものってありますでしょ。

私の場合、この作品は、その上位何点かに入ってまして。

それが、大判になり、新品で店頭に並んでいたならば・・・・あなたは買わずにお家に帰れますか?

けいには無理でごじゃりましたぁ~




もちろん、内容に変化があるわけではないし、話の筋どころか、セリフまで覚えちまってる作品。。。

なんてもったいない事を~との声も聞こえまする・・・ええ、聴こえるわぁ

でもね、これがコレクターのさが・・・好きなものはとことん追求せねば気がすまん人間のさが・・・

買っちった・・・と、少しは反省してるのか?と思わせながらも、ほんとのと~は

心うきうきな人間のさが・・・・と、笑って見過ごしてくださいな~






少しだけ中身ご紹介しますね↓このよ~に、けいの大好きな場面がカラ~になっております。



こ・・・ここは、ナイルの最期・・・スネちゃまが精神破壊されたあの場面~






おお~っ!ナイルが天使に、アンケスエンの悲しみが表現されているわ~~~



今回買っちったのは1~2巻のみ。全4巻であとは8/10発売だそ~な。

え?ど~するのって?ここまで来たら買いますわよ!

1冊¥650×4冊で計¥2600・・・・・我が家の晩御飯からお肉が消えることは

切実。。。え?得意の古本屋さんですか?

これだけは・・・これだけは~~~~新品で揃えさせてくださいませ~




出版社の皆さんへ

お願いだからこれ以上、漫画好きをいぢめないでください~

もうすぐ我が家にポーの一族ぬりえも届きますが・・・

ポーの新装版なんで、お願いだから出さないでね~~~~~

杖と翼

2007年04月26日 16時03分07秒 | 漫画紹介

いや~、おもしろいですよ~皆さん、木原敏江さん作品「杖と翼」
時は、1793年頃・・・かの有名なフランス革命勃発から、数年後の世界を描いています。
こちらも、だいぶ前に購入していましたが、やはし、未読漫画に追われ・・・やっと順番が回ってきました(こればっか)
未読な方~、またまたお薦めですよ~


私と同年齢くらいの女性は、ど~してもフランス革命に興味がありますでしょ。
なんて言っても、かの有名な「ベルばら」・・・漫画好きさんでなくても有名ですよね^^
宝塚でも上演されて、一世を風靡した、かのオスカル・アンドレ・フェルゼン・アントワネットさま・・・
「ベルばら」は、アントワネットさまがオーストリアから嫁いできたところから始まり、フランスが革命へと突き進んでゆくさまを描いていたけれど、
こちらの「杖と翼」は、革命が勃発したあとの、ロベスピエール、ダントン、等の革命家達の世界を描いていますの。
そして、「死の大天使」と呼ばれたサン・ジュスト・・・彼の生き様がこと細かに描かれています。
でもね、絶対に難しくないですから、ほんと読みやすいです。歴史物苦手な方でもいけます。是非~


物語は、サン・ジュスト(以後レオンと呼びます)が、学生時代、ひとりの少女との出逢いから描かれています。
レオンは何をやらせても天才。たいして頑張らなくても、なんでもそれなりに出来てしまう。故に感動がない・・・
「天才の憂鬱」を感じていた頃、その頃の女性としては珍しいであろう、政治、社会に興味を持ち、社会の変革を考える婦人と、
その娘で、おてんばで自由奔放な「アデル」
この出逢いが、その後の彼を、革命へと駆り立てたきっかけとなりました。
時は流れ、少女だったアデルも18歳になり、革命が現実となったフランスで、レオンと再会・・・しかし・・・
おおっと、またネタばればれになっちゃうので、スト~リ~紹介はこのくらいにしといて、
私の感動した部分をご紹介しますと・・・


「愛しい愛しい愛しい娘・・・(中略)わたしは捧げる、わたしの一番大切なものを・・・」
最後の最後、レオンが見せた、唯一の人間らしさ・・・
革命に命を捧げ、冷たい印象の強い彼だったけれど、
でも、最後の最後に、彼の本当の想いが描かれたシ~ン・・・
たぶん皆さんも、このシ~ンは涙なくしては読めないでしょう
彼の一番大切なもの・・・・さぁ、気になった方は、今すぐTRYですわよ


さて、最近けいさんのブログ、キャラ萌えが少ないなぁ~とお嘆きの方へ(いらっしゃるかな?)朗報です
こちらの漫画、出てきますわよ~、かっちょえ~おのこ
アデルが密入国する時に登場する「リュウ」とゆ~名の青年♪
彼はですね~、無愛想だけど優しい・・・女心わし掴みタイプですわ~♪
おまけに容姿も超~端麗♪期待度かなりですのよ~!
わたくしは、最初こちらのリュウにかな~りやられまして、ルンルン♪気分で読み進めていたのですがね・・・
ラストまで読んでみますと・・・・
最終的に心に残ったのは・・・レオ~~~~ン
彼の人間性に触れた時・・・リュウさまが、しゅるしゅるる~と小さくなってしまったのだった
でもね、どちらもかっちょええ~ですから・・・ふふふ♪未読な方は期待してちょ


しかし、木原さん、昔の絵とはかな~り変わりましたねぇ。え?ほんとに木原さんの作品?と思っちゃう程変わってますわ~。
個人的には、最近の画風の方が好きですが、昔からのファンの方からしたらど~なのかなぁとふと思っちゃいました。


え~、かな~り浮かれ感想になってしまいましたが(私の感想はこんなもんです、おほほ)
フランス革命に、興味があってもなくても超~楽しめる作品なので、是非皆さん、お試しくださいね^^

ツタンカーメン

2007年04月11日 15時23分03秒 | 漫画紹介

 

エジプトが好きな方、考古学に興味ある方、必見ですわ!山岸涼子さん作品「ツタンカーメン」

未盗掘のファラオの墓に魅せられた、ハワード・カーターの夢が苦労が、そして実現した時のわくわく感が、ゆっくりとこと細かに描かれています。

いやーエジプト好きにはたまりませんわ

実は、だいぶ前に購入していたのですが、未読溜め込み過ぎてまして><やっとこさ、順番が回ってきましたの。いや~、もっと早く読んどきゃ良かった。

 

発掘作業には時間がかかる、ここ掘れわんわん(笑)で発掘できりゃ世話はかかりませんが、そんなことあるわきゃないし、

それに、一人じゃもちろん無理な作業。人手を雇うにも金がかかる!

ハワードの情熱と根気もさることながら、やはり、スポンサーであるカーナボン卿との出会い!これがなきゃ、この世紀の大発掘は成されていなかったんだなぁ・・・と、

これを読んで、つくづく思いました。しかし・・・カーナボンさん、ほんとに、よっく我慢して、投資してくださいましたなのに、なのに、うううっ・・・

それと、娘さんのハワードに対する熱い思い・・・これも感謝です

あ、未読の方は訳わからん文章ですね。ネタばれギリちょんで書きますので、興味持った方は是非、お試しあれ~

 

ともかくですね、発見された時の(作業員達が手を振って知らせてくれたあたり~から、小さな穴を開けて覗くあたり~から)

まるで、自分がその場に居合わせているかのごとく、わくわくするんですよ!

いやぁ、この年になっても、冒険心をかき立てられるというか、考古学の知識なんて全然なくても、楽しめる作品です!

それに、山岸さんらし~、不思議な部分(巧く書けませんが)も絶妙に描かれていて、さすがだな~とつくづく・・・

カーとゆう名の少年が登場するんですがね、この「カー」とゆう名称は、肉体の再生を待つ、あの世には行かないもぅひとつの魂のことを指すんですね。

ふふふふ・・・考えさせられることも、間違いないですわよ~。

 

山岸さんも・・・実は絵がちと怖くてですね(また始まったよ、このくだらない理由)未読多いのですわ。あ、日出処の天子は既読です^^こちらもえがった~

これから、びしばし!読んでいこ~と、誓った今日この頃。次はバレエものに挑戦しよ~かな^^

 

ああ~益々、エジプトに行ってみたくなりました生きてるうちに1回は踏んでみたい土地なんです。宝くじに当たったら~次の月には飛んでいることでせう・・・

あ、地球も、1回でいいから、外側から、自分の目で見てみたいよ~

来世は、考古学者か宇宙飛行士を目指します!(爆・爆)