美しい対話で始まり、緊張感あふれる展開、そして最後に初心を思い出す救い。ケイト・ブランシェットの素晴らしい演技とその脇を固める俳優陣、2時間半があっという間だった。
以前別の映画を見に行った時にトレイラーを見て絶対に観たい!と思っていた。ここんとこずっと忙しく、来週からもまた重たい会議が続くので、意を決して主人と日比谷へ。オーケストラの裏舞台は以前小澤征爾の密着番組で見たものを彷彿とさせ、会話の中に実在の人物の名前がたくさん出てきて、ターには実在のモデルがいるなのか?と錯覚するほど(いない)。鬼気迫るケイト・ブランシェットの指揮は、全て自身が演じたとあった。少し前に終わったテレビドラマ「リバーサル・オーケストラ」の田中圭演じる天才指揮者の指揮ぶりもなかなかよかったけど、すみません、比べると足元にも及びません、てなことを思いついたのは一晩寝てから。昨日は久しぶりに映画の世界に引き込まれた。人が破滅していく物語は苦しくて好きになれないのだけど、最後の展開に彼女も救いを見出したかもしれないけど、見る側も安堵した。
例のリバーサルオーケストラでもウルウルしていたワタシ。
ますます必見だわ。
見逃さないうちに大画面でみよう
あたし的には最初のステージ上での対話シーンからグイグイ引き込まれました。
気になってたらおすすめです。
リバオケはよかったですよね〜
毎回楽しみでTwitterフォローしてました、あたし。
でもね、ターは緊張感と密度が全然違いますよ。