
昨日は日比谷に用事があり、午後夫婦でお出かけ。担当者が現れるまでお堀に面した窓ぎわの席で待ってたkeba、ふと思い出した。あの先にある美術館で、若冲見せてるはずだってこと。
用事を済ませた頃には閉館してるよね〜と半ば諦めつつ、待っている間にwebで確認したところ、動植綵絵の中の一枚が展示されており、週末は夜間開館も行っていることが判明。ラッキー!と18:30入館予約にしてチケットを即購入、その後用事を済ませて徒歩で向かった。

動植綵絵 池辺群虫図

イタチ 明治時代

動植綵絵 池辺群虫図
釈迦の教えに集うものには命が平等に与えられてることを示している、小さな生命への讃歌なのでしょう、と解説されていた。昆虫嫌い(ってか怖い)あたしには、煩悩の塊っちゅうことだろう。

イタチ 明治時代

近づいてみると
毛並みが彫金で表されてるだけじゃなく、目、鼻、髭、犬歯、爪には色味のことなる金属が用いられて写実性アップ。

羽箒に子犬 明治時代後期-大正時代
羽箒の吊り紐を加えて遊ぶ子犬を象牙で丸彫りしたもの。ちょっと円山応挙入ってます(笑)

コリントス式アンフォリスコス、紀元前7-6世紀頃
ギリシャのコリントスで作られた陶器。鳥や動物や花の形をしたコリント文が、彩色と刻線で描かれた壺。

8月いっぱい金曜日と土曜日に8時まで夜間開館している。出てきた時には外は真っ暗。こんな遅い時間にお濠端を歩くことはないね、と言いながら歩いて地下鉄駅まで、帰宅した。
最近知った若冲らしい お軸に見惚れ
次のイタチにビックリ、リアル!!
仔犬に笑った。
冷房が効いてたであろう美術館からでた夜の街は夕涼みとなったのでしょうか?
若冲はいいですよ〜
イタチはリアルで子犬は可愛いでしょ〜
このミュージアムはぶっちゃけ脈絡のない収蔵品の中から
無理やりテーマを見つけ出して企画してる感じが、むしろ面白いです。
リアル かつ かわゆす!
私先週太田美術館で浮世絵お化け屋敷見に行きました。
同好の士が結構いたのにビックリ
この美術館の面白いところは、若冲が見られれば他は駆け足でいいやと思っていくのだけど
なにか他に心惹かれる作品に会えることです。
小さな美術館ですが、皇室恐るべし、です。