おくりびとのチェロ

今年のモントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した本木雅弘主演の映画「おくりびと」。この映画の撮影で実際に使われたイタリア製のチェロを日本の楽器店が入手した。イタリアのクレモナに工房を持つイェンス・ヨハンソンの2005年の作品。ちなみにイェンス・ヨハンソン氏はクレモナで工房を開く前は、あたしがチェロを購入したクロサワ楽器の修理部門の責任者だったとある。日本とは浅からぬ縁があるみたいだね。

この撮影の為に本木さんは柏木広樹氏に師事したそうで、その時使った弓は柏木広樹モデル。モッくんは今でもプライベートでもチェロを弾いているらしい。そっか～モッくんがチェロ弾いてるのかぁ～。映画、ちょっと観てみたい気分になってきた（相変わらずミ～ハ～である）。

ちなみに、このチェロはアスカ東京ストリングス（新宿ワシントンホテルの近く、日曜祝祭日休、見学の事前問い合わせしたほうがよさそう）のサロンで10月末まで展示予定で、希望者には販売しますとあり、250万円という値段がつけられている。見るだけならタダだから、売れちゃう前に拝みに行こうかしらん（笑）

写真はアスカ東京ストリングスのサイトから拝借しておるのじゃ