kebaneco日記

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2014年02月02日 | 折々の話題
先週木曜日は、本社からCEOを招いて行われた、この会社のお仕事の機会を頂いた。会場に出席者用にと準備されたミネラルウォーター、自社が持つバーで出してるお水のようだ。

キャップにまでロゴ(驚)



ラグジュアリー・ブランドって社内の会議でも手を抜かないのね~、と、改めて感心したkebaでした。今年の早い段階で、他人の気配りや努力を見せつけられるって、ありがたいこと、ラッキーって思って、「余ったのはみんなで持ち帰りましょう」の呼びかけをいいことに、一本頂いてきました。

この会社、今年は本社の創立250周年行事で例年以上にイベントが続くらしい。日本法人の社長が「気合いでやってると事故が起きる、周到な準備をして組織として計画的に動くように」「絶対けが人や病人を出しちゃいけない」。良い会社だな、と思った。気合いとか根性とか、やってる本人が心の底からそう思うのならまだしも、他人が強要するのは理不尽極まりないもんね。

もうひとつ「いいな」と思ったのは小保方晴子さんの研究成果が認められたこと。全く関係ないあたしみたいなおばさんにも、ちょっと心が温かく明るくなるようないいニュースだった。彼女のような仕事もおしゃれも頑張る、ダメだと思ったときに助けてくれる人が出てきたとさらりと感謝の気持ちを表せるようなリケ女が、これからも沢山出てくると良いな、と思った。こういう人を年齢や性別に関係なくチームリーダーに据えて、仕事しやすい環境を与える理化学研究所って良い組織だな~、さすが野依先生が理事長をなさってるだけある、と勝手に感心もした。

しかもこの理研という組織、広報活動がまた面白い。あんな型破りな研究成果すらも60秒で分かるものにまとめてウェブで開示しているのだもの。おまけにメディアの皆様へと題したメッセージを発表し、小保方さんに研究に専念できる環境を与えたいので講演や取材は勘弁してほしい、と組織として彼女の時間を守る姿勢を打ち出している。

再生医療はドル箱。基礎的なメカニズムがある程度判明したら、欧米の大学や研究所が莫大な資金を投下して、応用分野の研究を進めて行くだろう。日本も物量作戦には物量作戦で対抗して、ヒトでの成功まで先頭を切って駆け抜けてほしい。この特許を先に欧米に抑えられたら、日本はあの痛恨のゲノム解読レース敗北の二の舞になる。負けるな~、も~、こうなったら根性でも気合いでもなんでも~(と、あたしが人の上には立てない器であることを露呈;苦笑)

それにしても、上に立つひとの理性や知性や先見性や思いやり、そういうものが組織に及ぼす影響って計り知れなく大きいと改めて思った先週後半でありました。

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2 コメント

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世界中が (まろ)
2014-02-02 13:54:28
称賛するような研究をわが国の若い女性が
なしとげた。誇らしくてなりません。
こうなったら国はバックアップしすぎるくらい、お金でも何でもつぎ込んで欲しいです。
オスプレイ一機ぐらい、減らして~。
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まろさま (keba)
2014-02-02 14:02:07
オスプレイ、そうだ、そういう財源がありましたね。もう、こうなったら、1機といわず2機分くらい資金投下してほしい(笑)
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