クエを喰え！

母の手術の日に二度とも仕事が入っていて病院にいけなくて、ちょいとばかり落ち込んでいたkebaは「今日、なんにするかね？」という主人の問いかけに、「小吉にしよ～よ」

焼きしめ鯖からはじまっておでんを食べた。小吉の大将も昨年白内障の手術をやったそうで「右目だけだったので日帰りでしたよ。術後は目が乾くくらいで、も～、なんで早く手術しなかったのか！と思うくらいよく見えるようになりましたよ」だそう。白内障は70歳以上であれば9割がた罹患していて、その分手術も頻繁に行われ、医療器具の改良などもあって手術成功率も99%以上だそうなので、病院にいけなくてもいいとは思うんだけど、人間の気持ちってそうは簡単に割り切れないのさ～、などと思う。

「あと〆になにか欲しいね～」と思いつつも、岩崎フルーツの閉店時間が迫ってきたので「じゃあ今日はこれで」にした。そしてテクテクと岩崎フルーツに向う。

岩崎夫妻、私たちの顔をみるなり「ねぇねぇ、今日！あそこ、行ったほうがいいよ～！」と和可奈方面をさした。「あの～、うち、野菜買いにきたんですけど」って感じ（笑）。

話を聞くと「昨日からさ、kebaさんちがきたら伝えといてっていわれてたんだけど、今日すごくいいクエが入ったんだって、電話してみっ！」と「クエを喰え」指令が飛んだ。

「たったいま食べてきたんだ。でも〆の一皿食べなかったからな～」と主人が岩崎の奥さんと話している間に、私が和可奈に電話。「1時間後くらいには席が空きそう、あいたら電話します」という話しにした。

「そうだね、一旦うちに帰って休んで、ジャージとか、お腹周りがゴムのものを着て食べに行ったほうがいいよ～」とアドバイス（笑）を受け、とりあえず買った野菜を持って帰宅。