八丈島の坂下酒造さんの麦焼酎「Jonnalie(ジョナリー)」です。「近所のコンビニで見つけたんだよ」と父が、「Jonnalie」さんを連れてウチにやってきました。伊豆七島が実は焼酎づくりが盛んなエリアだというのは以前から知っていましたが、あまり飲む機会がなくて、極々限られた銘柄を知るだけでした。しかし、突然我が家にやってきたのが「Jonnalie」さんとは、まさにWhere are you from? なわけで、「このラベルの酒を、知らずによく買えたねぇ!」と思わず言ってしまいました。なんでも「Jonnalie」は奥様のお名前だそうですが、ラベルデザインは何とも言えない「高校美術」な雰囲気で(失礼!)思わず微笑んでしまいます。
伊豆七島の焼酎は、昔は芋焼酎が中心だったそうです。もともと罪人の流刑地(いわゆる島流し)だったこの島々に、薩摩の貿易商が密輸で島流しにあった際に、島で芋焼酎を作ったのが始まりなのだとか。芋を栽培する農家の減少と共に、島の焼酎が麦焼酎に切り替わっていったそうです。九州の焼酎が米麹が主流なのに対して、伊豆七島の焼酎は麦麹が主流です。そのせいか「Jonnalie」もライ麦パンのような香りとロースト香が、さわやかに残ります。これが東京の焼酎か!とガツンと後頭部を殴られたような発見がありました。
「Jonnalie」は麦90%・芋10%のブレンドで、ブランデー樽、シェリー樽、ホワイト・オーク樽で熟成させた40度の原酒を、八丈島焼酎「黒潮」とブレンドしたものだそうです。白麹・常圧蒸留で25度。うっすらと芋の香りも感じますが、ラベルの記載を見なければ気がつかなかったかもしれません。シェリー樽の影響を強く受けているのか、予想以上に上品な焼酎で、値段もお手頃(父が買った値段は、1000円前後だったようです)とあって、勝手にお勧めの1本に認定しちゃいます。東京の焼酎も、いろいろ飲み比べたら面白そうです。ちょっと追いかけてみようかなと思いました。
ところで奥様の「Jonnalie」さんて、どこの国の出身なのでしょうか。Where are you from? ;-)
<新書版「泡盛なかゆくい」。沖縄旅行のお供にどうぞ!>
伊豆七島の焼酎は、昔は芋焼酎が中心だったそうです。もともと罪人の流刑地(いわゆる島流し)だったこの島々に、薩摩の貿易商が密輸で島流しにあった際に、島で芋焼酎を作ったのが始まりなのだとか。芋を栽培する農家の減少と共に、島の焼酎が麦焼酎に切り替わっていったそうです。九州の焼酎が米麹が主流なのに対して、伊豆七島の焼酎は麦麹が主流です。そのせいか「Jonnalie」もライ麦パンのような香りとロースト香が、さわやかに残ります。これが東京の焼酎か!とガツンと後頭部を殴られたような発見がありました。
「Jonnalie」は麦90%・芋10%のブレンドで、ブランデー樽、シェリー樽、ホワイト・オーク樽で熟成させた40度の原酒を、八丈島焼酎「黒潮」とブレンドしたものだそうです。白麹・常圧蒸留で25度。うっすらと芋の香りも感じますが、ラベルの記載を見なければ気がつかなかったかもしれません。シェリー樽の影響を強く受けているのか、予想以上に上品な焼酎で、値段もお手頃(父が買った値段は、1000円前後だったようです)とあって、勝手にお勧めの1本に認定しちゃいます。東京の焼酎も、いろいろ飲み比べたら面白そうです。ちょっと追いかけてみようかなと思いました。
ところで奥様の「Jonnalie」さんて、どこの国の出身なのでしょうか。Where are you from? ;-)
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