余市にいる叔父から小分けで譲ってもらったというウイスキーを父が我が家に持ってきました。ウイスキーといえば「琥珀色」ですが、このウイスキーは、ぱっと見、オートバックスなどのカー用品やさんに展示してある「交換が必要なオイル」のように真っ黒でした。その名も「Loch Dhu(ロッホ・デュー)The Black Whisky 10年」。光にかざしてみても透過することのないほど真っ黒な、シングルモルトウイスキーです。
製造はスペイサイドのMannochmore(マノックモア)蒸留所。1971年に創業し、一度1985年に休業、1989年から再開している蒸留所です。
トップノートは、まずバニラのような甘い香りと干し葡萄の果実香が感じられます。香りからして濃厚さが漂っています。パレートは、ねっとりと黒飴のような香ばしい甘さがまとわりつき、フルーティさと相まってフルーツケーキのような優雅さ。案外さっぱりとしつつ、余韻ではモルトの甘い芳香が感じられます。かなり個性的な香りと味であることは間違いないでしょう。正直、旨いというよりは面白いと言ったほうが誤解が少ないかもしれません。あまり多くの銘柄を知るわけではありませんが、シングルモルトとしてはかなり異端児かなと思います。度数は40度です。口腔がほわっと温まるのは一瞬だけで、非常に穏やかでオイリー。これならウイスキーが苦手な人にも飲みやすいかも。特にバーボン好きの人には、すんなり受け入れられるかもしれませんね。
いろんなリカーショップのウイスキーのコーナーを眺めてきましたが(高くてあんまり買えない)、こういうウイスキーがあるのは知りませんでした。こういう出会いがあるからお酒は楽しいなと思います。
さて、このLoch Dhuですが、断片的な情報で定かではありませんがすでに製造を終了していて、オークションなどでは高騰しているとのこと。もしかしたら、もはや簡単に手に入らないウイスキーかもしれませんね。いやはや父はとんでもないウイスキーをもらってきたものです。しかも、これ私へのプレゼントだったらしく、父はそのまま置いていきました。大事に飲もうと思います。
製造はスペイサイドのMannochmore(マノックモア)蒸留所。1971年に創業し、一度1985年に休業、1989年から再開している蒸留所です。
トップノートは、まずバニラのような甘い香りと干し葡萄の果実香が感じられます。香りからして濃厚さが漂っています。パレートは、ねっとりと黒飴のような香ばしい甘さがまとわりつき、フルーティさと相まってフルーツケーキのような優雅さ。案外さっぱりとしつつ、余韻ではモルトの甘い芳香が感じられます。かなり個性的な香りと味であることは間違いないでしょう。正直、旨いというよりは面白いと言ったほうが誤解が少ないかもしれません。あまり多くの銘柄を知るわけではありませんが、シングルモルトとしてはかなり異端児かなと思います。度数は40度です。口腔がほわっと温まるのは一瞬だけで、非常に穏やかでオイリー。これならウイスキーが苦手な人にも飲みやすいかも。特にバーボン好きの人には、すんなり受け入れられるかもしれませんね。
いろんなリカーショップのウイスキーのコーナーを眺めてきましたが(高くてあんまり買えない)、こういうウイスキーがあるのは知りませんでした。こういう出会いがあるからお酒は楽しいなと思います。
さて、このLoch Dhuですが、断片的な情報で定かではありませんがすでに製造を終了していて、オークションなどでは高騰しているとのこと。もしかしたら、もはや簡単に手に入らないウイスキーかもしれませんね。いやはや父はとんでもないウイスキーをもらってきたものです。しかも、これ私へのプレゼントだったらしく、父はそのまま置いていきました。大事に飲もうと思います。