お酒との相性が抜群な「仕込み水での水割り」も酒造所の近所にお住まいなら容易いことかもしれないのですが、普通ならなかなかできないことです。日本国内でもっとも手軽にできる「仕込み水割り」は、「サントリーシングルモルトウィスキー白州」と「サントリー天然水・南アルプス」で作る水割りではないでしょうか。何と言っても「南アルプス天然水」なら、ふらりとスーパーに行けばペットボトルで売ってますからね。
さて、仕込み水で割った白州12年は、と言いますと、日本のシングルモルトもここまで来たか!という味わい。雨上がりの森を漂うような爽やかさに、アイラに負けず劣らずのスモーキーフレーバー。樽のローストにバニラ香、白木の板を抱きしめているかのよう。ストレートで味わうのもいいですが、白州12年は水割りにすることでそのポテンシャルを感じるという仕上がりのようです。言わずもがな、硬度30の軟水である南アルプス天然水との相性は抜群でした。
北杜市のペンションに泊まったときにも思いましたが、水が美味しいだけでご飯も酒も普段の何倍も美味くなります。つくづく水は大事ということを実感させられました。「水と生きる」とサントリーは言いますけれども、いついつまでもこだわって「水」の良さがもたらす世界を私たちに堪能させていただきたいものです。白州12年を味わってみて、つくづく酒というのは気候・風土に直結しているんだと考えさせられました。味わっていると突如として地球の環境問題が身に沁みてきました。今年蒸留したモルトは、10年後、12年後まで寝かされるわけで、その頃も白州の森は健全なままで在り続けるんだろうか、と。気持ちよく酔っぱらっている場合ではないですね。
実際に白州蒸留所に見学に行ったからというのもありますが、この季節、紅葉する森林のど真ん中で味わったら、さぞ幸せな気持ちになるんだろうなぁ。
<新書版「泡盛なかゆくい」。「泡盛」だけじゃないのがウリです>
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実際に白州蒸留所に見学に行ったからというのもありますが、この季節、紅葉する森林のど真ん中で味わったら、さぞ幸せな気持ちになるんだろうなぁ。
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