7月30日
今日で今回のレース&クルーズの旅も終わる。
早朝6時に勝浦を出港して蒲郡へ直行する。
今回の行程では18時間と一番の長い航海です。
勝浦沖から三重県大王崎は目標針度55度。北東の風でポートで70度までしか上れない。
沖だししてやっとのこと尾鷲沖を12時通過、次第に風も弱くなり機走でひた走る。
オートパイロットとヤンマーの2GM君もよく頑張ってくれました。
オートパイロット
昼はおむすびとカレーのスープ、夜も同じ。
風も弱まり青空ものぞく、そんなに暑くはない。
食後のおやつで冷えたスイカが旨い。
心なごませてくれるのは少しづつ変わっていく紀伊半島の山々、トビウオの見事な滑空、
すれ違うタンカー、コンテナ船、貨物船、夕暮れの景色だ。
18:00 大王崎を定置網に注意して通過、順調に行ってあと6時間。
伊良湖水道を21:00通過して波静かな三河湾へ。
最後の3時間気を引き締めて頑張る。
西浦半島先端の温泉の明かりが見えると帰ってきた実感が湧く。
7月30日 23:50 蒲郡形原へ無事到着。
天候にも恵まれ、トラブルもなくレースにクルージングに大いに楽しんだ。
ホーネットの皆さん、とりわけNさん、Hさんありがとうございました。
この幸せに感謝、感謝。
7月29日
波静かな綱不知を6時半出港。
勝浦までの予定。
9時半頃から予報どおり東の風が強まってきた。
東の向い風ピーク32ノット、メインダウン。
風と黒潮がぶつかって波悪く頭から波をかぶる。
今回のクルーズで最悪。
救いは黒潮に乗って9,2ノット。
潮岬沖を黒潮に乗って12時半通過
串本へ退避も考えたが予定どおり勝浦まで頑張る。
勝浦沖4:00
4:30 いつもの場所に係留
今日は10時間荒れた海の航海でした。
お疲れさま。
明日は早朝出港で蒲郡を目指します。
7月28日
四国徳島を離れ南紀白浜へ向かう。
昨日のスコールのような雨のあと幾分しのぎやすくなった。
朝の風も気持ちいい。
日の出前
日の出
kenchopia
徳島kenchopiaを7:00出港。
日の御崎120度、N、7メートルほどの風、フリーで6.5ノット気持ちいい走り。
日の御崎沖に近づく 11:30
御坊火力発電所前でジャイブ。
ジャイブを繰り返しながら白浜へ
東白浜、綱不知へ15:00到着
ホーネット以外に大阪より1艇、愛知蒲郡より2艇で大賑わい。
泊地よりの景色、なかなかのロケーション
紀伊半島着くと何となくほっとする。
明日は潮岬を越えて串本か勝浦へ。
7月27日
クルージングも後半に入ってきて瀬戸内から四国、紀伊半島を巡って帰ります。
今日の予定は再度沼島の予定だったが徳島に変更。
小豆島の朝
鳴門大橋を13:30通過
追潮にのって対水スピード5.5 対地スピード12.5ノットであっという間に通過
渦潮
後方小豆島方面から雨がやってくる。
このあと2回短い時間だが大雨に遭遇。
メインセールも下ろした。
徳島沖へ近づく頃には天候も回復
港口からかなり川を上っていく。
県庁の建物が見えてきた。
16:00ころ徳島ケンチョピアに到着。
同じ蒲郡から来ていた艇に横抱きさせてもらう。
ケンチョピアの風景
夕食は餃子、さばの缶詰、卵焼き、コンソメ野菜スープ
ヨットからの夜景が素晴らしい
幸運にも突然に花火が上がる、いい夜です
雨のあとは幾分しのぎやすくなった。
明日は紀伊水道を横断して白浜へ向かいます。
瀬戸内ともお別れです。
7月26日
早朝からJR多度津駅からJRで善通寺へ向かいました。
せっかく多度津に居るのですから。
善通寺駅の港内にSL時代の産物が残されていた。
絵になりそう。
善通寺本堂
本尊は薬師如来
立派な五重塔
珍しい紫色の睡蓮?
弘法大師空海の生誕の地といわれる善通寺は四国霊場75番札所。
大師堂
帰り道、観光交流センターで美味しい冷えた麦茶をいただいた。
旧陸軍第11師団跡に立寄る。
多度津港を11時出港し、瀬戸大橋を通過して一路小豆島ふるさと村を目指す。
追潮に乗る、対水5.5ノット対地7.5ノット。
本船航路を縦断するときには東から西からの巨大船に気をつかう。
今日の目的地、小豆島が近づく。
16時ふるさと村の桟橋に到着。
夕食は冷やしうどん
今夜は涼しい気持ちのいい風が吹いています。
遠くで雷鳴がしするが降らなければいいが。
7月25日
犬島、豊島、直島において2010年瀬戸内国際芸術祭が開催された。
午前中は直島のアート見学、昼食後瀬戸大橋を見ながら多度津へ向かった。
直島からの日の出
ベネッセミュージアム
海岸遊歩道に点在するアート
今日は風も弱く海上も暑い、暑い。
機走で走るしかない。
瀬戸大橋が見えてきた。
与島
以前立寄ったときの面影は無く係留も出来ない。
3時ころ瀬戸大橋下を通過する。
とにかく暑い、やっと多度津が近づいてきた。
造船所の巨大クレーンが林立する。
多度津港一番奥の桟橋へ係留できた。
幸いにも陸電が利用できて、扇風機、冷蔵庫が一晩中使えるのがなにより。
今日の夕日。
日が落ちても暑い、体調管理をしなければ。
明日は早朝から金比羅詣さん、善通寺の予定。
そのあとは小豆島へ向かいます。
さぬきうどんを食べなくては。
7月24日
牛窓は日本のエーゲ海と言われている、なるほど、そんな感じがする。
今日はアートの島巡り。
まずは犬島へ。
島の中に現代アートが点在し溶け込んでいる。
犬島 家プロジェクト
犬島をあとにして次に向かったアートの島は豊島。
アートを感じるカフェ イル ベント
どこの島も立派なお宮がある。
豊島八幡宮
豊島の家並み
豊島横尾館
豊島の後は今日の目的地直島へ
今日は南西の風が10メートル強、目的地方向から吹いている、メインセールは上げ゛ずに機走が殆ど。
今夜は民宿どまり、民宿の桟橋へ係留
眠たいのをこらえて更新してます。
おやすみなさい。
7月23日
今日もよい天気だが暑くて風がない、ヨットには最悪。
的形から家島諸島経由牛窓へ向かいます。
セールは揚げずに機走。
家島諸島が見えてきました。
これは雨除け、日除けなどの為の簡易ドジャー
家島の港
家島漁港内へ停泊
ここで1人下船、これからは3人で
家島神社の祭礼が明日明後日と開催されると言う。
舟だんじりが見もののようだ。
家島神社に参拝
長い長い階段を登った先に社がある。
途中であったお嬢さんたち。
階段登りもお嬢さんたちに元気をもらって一機に登れた。
姫路、大阪からやってきたと言う。
別れ際に またどこかでと うれしい一言。
明日からの祭礼の前にだんじりが準備されていた。
祭当日なら見事なだんじりが見れるのだが、残念。
家島をあとにして次に向かう牛窓が近づいてきた。
牛窓漁港の一角に係留できた。
ここの漁協で手に入れた立派なタコ。
茹でタコ、刺し身で。
7月22日
第二ステージのレースは終わった。
今日からは第三ステージ、瀬戸内のクルージングが始まった。
サントピアマリーナを9時に出港、明石海峡大橋をくぐって姫路の的形へ向かいます。
梅雨が明けてしばらく暑い日々が続くようだ。
ヨットの上は日陰がない、簡易の日除けが役に立つ
のんびりと淡路島の東海岸沿いを北上
まもなく高さ100メートルの観音像が
潮流の弱まる時間を狙って、13:00に明石海峡大橋をくぐる
16:00 的形ヨットハーバーへ到着
的形のTさんの計らいで立派なポンツーに係留できた
右は神奈川からのヨット
近くの民宿のお上さんの計らいでお風呂をいただいて。
今夜の夕食は野菜炒め、餃子、サラダ、缶詰とカレーライスで乾杯、乾杯
梅雨も明けてレースも最終日。
二日間は弱い風に悩まされた。
今日は朝から6メートル程度のいい風が吹いている。
この風で全艇やる気満々で戦闘モード。
最終日、助っ人が1人加わって戦力増強のホーネット
ランニングのホーネット艇上
いい風に恵まれてスタート前から熱き戦いが始まった。
第一レースのスタートは、4回のゼネラルリール(スタート時間前ラインを切るフライング艇が多数でスタート延期)
の後やっと5回目にスタートした。
今日は3レースがいい風のなか行われ緊張感のある楽しいレースだった。
三日間のレース結果はちょっと残念。
全日本ミドルボート選手権、関東、東海、関西、九州等からレース艇が集まる。
流石にレベルが高く素晴らしいレースだった。
5人は帰りこれからは4人で瀬戸内の楽しいクルージングが始まります。